同人 > RNVR花組 > 不都合な戦場 戦争をめぐる齟齬と失敗の話

         
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販売日 2015年08月22日
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
その他
ページ数64ページ
イベントコミックマーケット88
ジャンル
-

作品内容

戦争が人の営みである以上、戦場もまたあなたの日常と同様、理不尽でみっともないものなのだ。戦争にまつわる情けない話を集めた短編集。

第1章  「幻影を追いかけて ドイツ海軍と「メトックス」騒動」

 1943年夏、ドイツ海軍はUボートに対する夜間の奇襲攻撃の頻発に悩んでいた。これまで連合軍哨戒機の接近に早期に警報を発し、攻撃回避に有効に働いていたレーダー警戒装置、いわゆる逆探が突然効果を失い始めているらしい。さっそく対策を検討しはじめたドイツ海軍首脳は、しかし連合軍の流す欺瞞情報に踊らされ、疑心暗鬼にかられ、ありもしない虚像の「原因」にたどり着いてしまう。


第2章 「ほら吹き艦長航海記 伊潜水艦「バルバリーゴ」の幻の戦果」

 第二次世界大戦において全般にパッとしなかったイタリア海軍のなかで、大西洋に派遣されてUボートとともに戦った潜水艦部隊は、数少ない例外の一つであるといえる。その中でもドイツ軍の最高勲章たる騎士十字章を受章した艦長を持つ「バルバリーゴ」こそは最も武勲の誉高き艦であろう。…しかし戦後、連合軍側の史料とその「戦果」を付き合わせてみると、いくつかの不可解な事実が浮かび上がってくる。その武勲は本当に存在しているのか…。


第3章  「分かれ争う艦は立たず 「キティホーク」の人種暴動」

 ひとつの都市にも例えられるアメリカ海軍の空母には、やはり本国の都市のように様々な出自と人種の人間たちが乗り込む。そしてアメリカの都市住民たちと同様に人種間には緊張関係が存在していた。普段は規律と共同体意識の下に埋もれているその傷は、ときに表に現れることもある。
 ベトナム戦争という不人気な戦いに、長期間駆り出された空母の艦上で、その傷は最悪の形で噴出することになったのである…


第4章  「くだらない悲劇 空母「グローリアス」の沈没」

 ノルウェーからの撤退作戦中にドイツ戦艦に奇襲されて沈められた英海軍の空母「グローリアス」、偶然敵主力艦に遭遇してしまった「不幸な事故」として知られたこの事件には、実はその背後にある、情けなく、大変下らないある事情が潜んでいたのだ。無能と傲慢、保身と隠蔽にまみれたその顛末とは。

作品情報/動作環境

作品番号
RJ161415
ファイル名/ファイル容量
RJ161415.zip / 2.47MB (2594890Byte)
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レビュー数 : 1件

商業誌レベルかそれ以上に興味深く読めます

2016年01月22日  

このレビューは参考になった×1人

レビュアーが選んだジャンル :

四章に分かれており、一章が独英の情報戦において英国側の撹乱情報等の為に推理を誤った独海軍の話。ただこれは「理不尽でみっともない」とドイツ海軍を評価するのは可哀想だと思う。

二章はイタリア海軍の噓つき潜水艦長(多分)の話。これは艦長の嘘よりも、その嘘を真実だと言い通した人たちが居て、その人達のみっともなさが際立つ。

三章はUSSキティホークにおける黒人水兵反乱の話。これは手違い行き違いを起こしたために未然の反乱防止と早期鎮圧が叶わなかったながらも、最後にはしっかりと艦内を掌握した艦長と副長(特に副長は立派)が、結局の所は軍人としてのキャリアがそこまでになってしまった所、そしてそれが本人達の責任とは異なる理由から彼らを閑職に追いやられたと云う米海軍、あるいは議会の示した理不尽さが興味深い。

四章はまさしく「戦場もまたあなたの日常と同様、理不尽でみっともないもの」という冒頭の惹句に相応しい題材。
HMSグローリアスの沈没にまつわる、ちょっと信じられないくらい理不尽で馬鹿げた事実が語られる。
英海軍にも帝国陸軍の花谷正中将みたいな人が居たのだなと思うと、面白いというか暗澹とするというか……

ともあれ、四章それぞれ読み応えたっぷりの良い本です。
個人的には三章のキティホークの話に強い印象を受けました。

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