miiiitさんのレビュー一覧

寝具シリーズの第三弾です。

季節は夏ですが全く暑苦しくなく、終始涼やかな気分で聴くことが出来ます。また、耳元での囁き声、吹きかけられる息の音などがとても好みでした。

落ち着いた雰囲気のたおるけっとさんですが、時折幼い一面を覗かせることがあり、そこのギャップもまた魅力の作品だと思います。

とある動画サイトに投稿されていた耳かき音声の続編ということで、そちらの作品が好みだったので楽しみにしていました。

耳かきや肩叩きといった温かみのある音が多く、臨場感もあります。九州娘ちゃんの感情豊かなところも可愛く、甘々な展開が好きな方にも必ずや満足してもらえる作品だと思います。

また、耳かきや綿棒の音を大きくした音源が収録されているのは個人的に有難かったです。

お姉さん巫女である、花守あんずがメインの作品です。

仮の恋人という体で、耳かき、添い寝、マッサージなど、あの手この手で癒してくれます。中には早口言葉のようなユーモアなものも。

個人的には、互いの距離が分かりやすい音づくりが好みでした。あんずさんが右へ左へ、時にはぐっと耳元に近寄ってくるような臨場感が素晴らしかったです。

天真爛漫といった様子の花守もも、まだ幼く純真な印象を受ける花守ゆりの二人から癒してもらえる作品です。

ももはどちらかというと振り回すタイプで、マイペースながらにこちらを癒してくれます。最初はただ元気な子だという印象でしたが、最後の方まで聴くとまた少し違う一面を覗かせてくれました。
その後に来たるゆりはしっかりとした子ですが、やはり年相応に背伸びしたがる面もあって、何より卵のくだりには本当にやられました。

20分近い視聴を聴いてみて好みだと感じたのなら、きっと買って後悔することはないはずです。

前作「鈴の緒を引けば」の続編ということで、まずそちらを聴いてから購入することをオススメします。

新たにビャクが加わったことにより、前は見られなかったテン様の一面も伺えます。
久々に会えた”あなた”に甘えたい一方で、ビャクの前では威厳を示したい。その狭間でしどろもどろになったりする様子が可愛らしいです。

音に関して、音叉が取り入れられていることが特徴的でした。ボリュームも4日分×4ということで、コスパも抜群の作品です。

神社で狐の巫女さんとゆったりまったりする三日間です。

こっちを揶揄ったり、恥ずかしがったりといったテンの調子が声からよく伝わってきて、藤堂さんの演技の幅広さに驚かされるばかりです。環境音や物音といった細かい点も流石でした。

また、話の構成が凄く好きでした。三日目を聴き終えた後の二周目で、初日のテンの楽しげな振る舞いを聴いていると、何とも言えない気持ちになりました。狐巫女好きな方は是非買いましょう。

ゆったりと聴ける作品です。露骨に口に出しこそしませんが、ぐいぐいと押してくる女の子がいじらしく、可愛いです。

他の方も書いておられるように、普段は敬語で先輩と後輩の関係、しかし時折タメ口になって幼馴染でもあることを感じさせてくれる、このバランスがとても良かったです。

作品の展開に合わせ、実際に勉強や昼寝してみると、より入れ込めて楽しいと思います。

同氏の「不死鳥の棲む街」が好きな作品だったため、こちらもプレイさせて頂きました。

ホラー面が結構強く、加えて難度も高めなため、焦らされたり追い回されたりが駄目な方には少し厳しい作品かもしれません。しかしグラフィックや音楽を含めた演出がとても素晴らしく、特に終盤の洋館は最高でした。引き込まれること請け合いです。

アクションゲームとして少しボリュームに欠ける印象がありましたが、ストーリーは綺麗に纏まっています。夜中にプレイして、数多のホラーシーンを乗り越えた末に迎えるエンディングの余韻に浸るのも良いでしょう。

彼女が席を外している間の沈黙であったり、ちょっとお節介気味なところであったり、そういう点に現実味があってとても良かったです。
細かな生活音なども臨場感を引き立てていて、何だか懐かしい気持ちになりました。
風邪をひいた時にはお世話になりそうです。

まず目を引かれるのは値段設定ですが、それに見合わない良質な作品だと感じました。
音声も凝っていてとても癒されます。

とりあえず体験版を聴いてみて、好みであれば買ってしまった方が幸せになれるのではないでしょうか。