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2016年01月09日
花札を使う、という目新しさに加え、細かく再現されたテニスパートによって、パッと見はとっつき辛く思えますが、いざプレイしてみると、大筋は意外とシンプルでプレイしやすいことに気づかされます。
花札を使用する点においても、トランプ等の代用ではなく、あくまで花札ならではのギミックがいくつも感じられます。また、花札が場にずらっと並ぶ姿はプレイしていて大変華やかで楽しいです。
日常パートにおいて、GMとPC,そしてSPC(このシステムにおいて、PLが操作する演出用のNPCのようなもの)の掛け合いと少しの口プロレスによって日常を過ごし、ヒーローポイントを貯めていくのは、Aの魔方陣やエンゼルギアを思い出させます。
試合へのモチベーションを高めるための日常パート、そしていざ全力で戦う試合パートの二層構造によって、テニス選手の青春の日々を楽しませてくれる作品です。