サカナ男爵さんのレビュー一覧

人間の怠惰な気持ちが可視化された姿だと言われている、謎のアザラシがたくさんいる世界を描いた作品です。

怠惰な気持ちになった人の周りに集まってくる以外は無害な彼らに慣れてしまった社会ですが、主人公の女の子はアザラシをあまりよく思っていません。

決して長い作品ではありませんが、思春期のモヤモヤした感じとかが良く表現されていたかなと思います。
個人的には好きな結末の作品です。

主人公のみやこは、アパートの隣に住んでいる大学生の自殺を思いとどまらせようとして付き合うことになりました。
それからも事あるごとに死のうとする彼氏を止めるため、あの手この手を尽くすことになってしまいます。

随所にページを割いて「待て! 早まるな」とコメントが入るのが面白いですね。
個人的には、彼氏の言動をめんどくさいと感じたりイライラするタイミングがみやこと同じでした(笑)。

お互い微妙に相手の話を聞いていないやりとりが楽しいです。

題名のとおりpixivでランキング入りするためのコツを、作者さんの体験をもとに指南した作品です。
イラストに限らず、ネットに何がしかを投稿している人には参考になると思います。

個人的には作品が完成したら半日寝かせるというのが勉強になりました。
完成直後はテンションが上がっているので、冷静になってから一回見直すという作業は重要ですね。

こうすれば人気が出るみたいな一発解決のアイディアではありませんが、細かい工夫を積み重ねて結果を出すような堅実さを感じました。

ボーカ○イド鏡○リン・レンの楽曲をイメージしたCG集です。

作者さんがマイナー曲が好きというだけあって、私も知らない曲が結構ありましたが(笑)、有名曲もしっかり押さえてあるので安心です。

中でも炉○融解が面白かったです。今までのイメージと違って新鮮でした。
あとリンリ○シグナルがほのぼのとしてかわいらしいです。


おまけマンガもついていて、そちらも良かったです。
クリプ○ン6きょうだいのほんわかした掛け合いが楽しめます。
楽しめる作品だと思いますので、おすすめです。

ボーカロ○ド巡○ルカメインの楽曲集ですね。



「マンボウとキミとボク」は不思議な魚マンボウの魅力を歌った曲です。全体にゆるい感じがいいですね。

「ホントは、お花のように」は窮屈な生活を抜け出して一歩踏み出す少女の歌です。
他人に与えられた人生ではなく自分で選び取る覚悟のようなものを感じます。

「こう翔リバティ」は未来に向かって飛び立つ力強さと、例え挫折しても気持ちを失わなければ再び飛び立てる希望を表現していると思いました。

「コンデンスエレクトリシティ」は戦い続けるマシーンの歌ともとれるでしょうか。
放電しながら生きているという点では我々も同じなのかもしれないですね。

「デリアライズ」は命尽きる間際、愛する人に会えた喜びと切なさを歌っていると思いました。
現実は消えながら移り変わる。ならば今この時を切り取って夢にしてもいいよね、そんな歌詞がいいですね。




5曲とも曲調が違って、バラエティ豊かな作品に仕上がっていると思います。
歌詞カードやおまけイラスト集までついていてお得だと思います。
三咲口ぷくさんのイラストも可愛らしくて必見です。

ストッキングの様々な種類やパーツについて紹介した本であります。まず驚いたのが、ストッキングの部分にここまで色々な名前があるとは思わなかった。ストッキングひとつとっても奥が深いものだなあと思った。
全年齢対象とはなっているが、内容を見ると色々まずいと思うのだが(笑)。