よわよわぞうさん　旧名・原栄萩さんのレビュー一覧

おっとりとした感じの猫娘・ルナのゆっくりとした話し方の声は、聴き手を穏やかかつ落ち着いた気分にさせます。
人間の恋愛に関する知識が乏しいため、時に積極的すぎる方法で恩返しをしようとして止められてしまう場面もしばしばありドキッとしてしまうシーンもありますが、全年齢向けでなおかつあまあまな内容の作品であるため安心して聴くことができます。

アリスは明るい性格で積極的な態度の恩返しは、聴き手を癒しながらも元気な気分にさせてくれることでしょう。
中盤にある耳舐めのシーンでのいたずらっ子のような振る舞いはとても可愛らしく、この作品で最も魅力的な場面です。
最後に、この作品のシリーズは当初エイプリルフールのジョークとして企画されたようですが、実際に音声作品として発売されてよかったと思います。

普通の耳かき音声では会話が多すぎて何だか落ち着かないけど、会話がまったく無い耳かき効果音の素材集を聴くのも何だか聴いていてさみしいと感じてしまう方もここにはいらっしゃると思いますが、そんな方々に是非購入して聞いていただきたいのがこの作品です。
声もとても落ち着いた感じの癒される声であり、会話は控えめですが女の子がそばに寄り添っている感じがよく表現されています。
作品が細かく分けられていて聴きたい部分だけを聞くことが容易にできる点も地味に嬉しいです。

シリーズ第5作となるこの作品では耳かき音以外の効果音が以前の作品よりやや多く用いられており、以前の作品との差別化が図られた結果マンネリ化は防がれています。
ヒロイン・ひさめは序盤は雪女らしく冷たさを感じさせる声で話しかけてきますが、徐々に温かみを感じさせるものに変化していきます。

大人のお姉さんに専門店で耳かきをしてもらう作品です。
秋葉よいこ氏の演じる「綾乃」の声はレビューの上にあるイラストのような大和撫子の声と呼ぶべきとても落ち着いた感じの声で安眠効果は絶大です。
おまけの音声も充実しているため、本編を聴き終えたらこちらも聴いてみることをおすすめします。

他の方のレビューにもありますが、本作品をお聴きになる前に一度は「ドグラ・マグラ」の「キ○ガイ地獄外道祭文」の部分だけでもお読みになるとより深く本作品を理解し楽しむことができるでしょう。
内容を一言で申し上げると「精神医学への痛烈な批判」であり、現在では不適切と思われる表現もいくつかあります。
歌い手のみるく氏の歌声はどこか妖艶さを感じさせるものであり、この作品にとても合っていると思います。
聴くものの脳に強烈な刺激を与えるこの作品を、ぜひあなたも聴いてみてはいかがでしょうか。

シリーズ第3作となる今作は日本女性を題材とした過去2作とはうって変わって、西洋人と日本人のハーフであるイレーネ・ハインリッヒがヒロインとなっています。
刺突により攻撃するレイピアの術が基になっているためか、耳の中を突くように耳かきをしたり全身愛撫でも耳かき棒でツボをつつかれたりしてしまいますが、つつかれるとはいえ痛みを伴う描写はまったく無く、むしろかなり気持ちいいです。
他の音声作品では味わえないであろう優しくつつかれる快感をあなたも体験してみてはいかがでしょうか。

勝ち気な長刀使いの乙女・葛(かずら)の耳かきは、その勝ち気な態度とは裏腹にこれまでの作品の中では最も優しい感じのもので、聴いていると安らかな気分になり眠気を覚えることもあるくらいです。
全身愛撫のパートにおける勝ち気だけど優しい話しぶりは聴いていて癒されます。
彼女が用いる長い耳かき棒は耳かきのみならずある意外なこともできてしまいますが、それが何かは実際に視聴してお確かめください。

最初に、今作のヒロインお凛と前作(RJ107766)のヒロイン那火との関係が明かされます。
お凛役を演じた綾奈まりあ氏の凛としているけど可愛さもある声は個人的にかなり好みに合う声です。
この作品の耳かきの特徴として2本の耳かき棒を同時に使っての耳かきであることが挙げられるのですが、普通の耳かき音声では味わえない気持よさを感じることができます。
今作の総身撫術は、前作では撫でられることのなかった部分も撫でられてしまい、よりくすぐったい感じの音声となっています。

凛とした印象の剣乙女の那火(なほ)が耳かきと総身撫術でおもてなしをする作品で、耳かき部分ももちろん良いのですが、この作品最大のメインはその後の総身撫術であると言えます。
総身撫術では、耳かき棒の梵天で全身を撫でられ、聴いていて何だか背中の辺りに心地よいゾクゾクとする感触が走ります。
耳かき「だけ」の音声は聴き飽きたという方にも聴いていただきたい、そんな作品です。