新着レビュー

ヒロイン、そんなノリでマッチングアプリ登録して大丈夫そ?→あーね。それでそうなって翠くんとそうなるのね。理解しました。
販売予告の時点で気になっていた『君は (建前) フレンド』。ピュアだけれどそこまでウブじゃない、仲良くなったきっかけこそ幼いけれどそこまでガキではない。親友より先になかなか進めない二人のじれったい様子に、翠くんのキャラクターバランスも相まって、なんとも味わい深い作品だったなと思います。青い!

翠くんがヒロインのことを「君」と呼ぶのも意外で (はじめはてっきり「お前」タイプかと思っていました) 、お部屋シーンの会話内容といい、プチ定石の外し方がうまいライターさんなんだなと感じました。個人的な感覚として、会話の中で君呼びをする回数はもうすこし少なくてもいいんじゃないかな?と思ったりもしましたが、これは単に私の好みの部分かな。

トラック6でヒロインに想定外の生理日がきてしまった際の翠くんの対応であったり、最終トラックでの会話であったり、心がじんわりする聴きどころも。翠くんの心情を絶妙に表現する声にも注目です。久々に「良い全年齢ボイス作品に出会えた」と感じられた、至福の本編+特典でした。ありがとうございました。

最初はストーリーにある不思議な違和感を解決しようと何回も通しで聞いていたんですが‥
途中で考えることをやめて、繰り返しチャプター4をきいてしまうほど出来が素晴らしいです!

なので一番オススメしたいチャプターは4です!!

音楽が入るタイミングとか震える声の表現が本当に良くて、
特にイラストにあるセリフの「私は君の味方」が一回目より二回目のほうが心の内側により入ってくる感じがしてつい涙がでてしまいました!

自分の事を心配してくれて、自分のために怒ってくれて、自分のことを認めてくれるそんな優しい彼女の全肯定に包まれて幸せな気持ちになりました!

スマートフォン向けソーシャルゲームであるブルーアーカイブのASMR、第5弾。カヨコは個人的に好きなキャラクターだったので、販売が開始されてすぐに購入しました。
聞いた感想としては、全編を通して喋っている時間が長く、まるで隣で雑談を聞いているような、そんな感覚になります。一緒に同じ時間を過ごしているようでとても良かったのですが、ここまで雑談めいた話をされるASMRは初めて聞いたように思いました。家事など集中力の要らない作業をしながら聞くのには向いていると思いますが、勉強や仕事などをしながら聞くにはあまり向いていないと思います。
良かった点としては、掃除をしながら鼻歌を歌っている様子を聴くことができるということと、猫好きというキャラクターでありながら今までボイスが無かった猫に猫語で話しかける様子が楽しめるという2点です。これらは今後、ゲーム内で似たようなシチュエーションに遭遇する機会はなさそうなので、カヨコが好きなら買っておいて損はないと思います。
ただ、トラック4の耳かきに関しては、聞いていてあまりゾワゾワするような感覚がなく、没入感が若干薄かったので、「耳かき」という文言に魅力を感じている方には物足りないかもしれません。

甘い関係から始まって、物語が進むごとに一方的な重い愛がどんどん溢れ出してくるメンヘラ部分がしっかり構成されていて、彼氏視点だと包みこんでくれるような全肯定彼女でよしよししてもらえて、聞き手としてはいろいろ考察できるところがあったりして別の方向性で楽しめるのがとても良かった。
優しい声で添い寝よしよししてもらえるトラック4安眠用に使います。

ちょっとイタズラ好きなストリーマーな彼女との何でもない日常と自分だけに向けられるいっぱいの「好き」
これだけ見たらたまによくある風景、でも大きく違うのは彼女の語尾は『ポポ』だったのです。

秒速10mで吹き荒れる語尾の嵐、しかしこの嵐が寝かしつけのトントンが如く効いてくる。気づけば「ポポ」を心地良く感じ、だからこそたまにくる語尾の無い彼女の言葉にドキッとしてしまう。
そして「配信者の彼女」ならではのトラックとそこから派生するイタズラ心満載ムーブはあまりにも
「こんな彼女いたら最高じゃんか…」
を体現してやまないのであまりにも気持ち悪い声を聴きながら出してしまったのはここだけのナイショだ。

普段の彼女を知っているならもちろん、「家入ポポ?誰それ?」というそこのアナタにもぜひ「語尾ポポ」を味わって家入ポポという沼にズブズブしてほしいと思うポポね。