電子書籍 > イースト・プレス > 海成学院寮 清風館

         
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販売日 2011年06月24日
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その他
ページ数142
ジャンル
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作品内容

陸の孤島に建つ中高一貫の全寮制名門男子校・海成学院。
清風館と呼ばれるその学生寮では、まもなく開催される創立祭の準備で皆、浮き足立っている。
この創立祭の夜、時計塔の鐘が鳴っている間にキスできたカップルは一生別れないという言い伝えがあり……
そんな噂を巡って繰り広げられる三つの恋の物語。

“親密すぎる交友関係”は、ただの性欲のはけ口?…それとも?……
学園スーパーカラフル♪ラブ 
イラスト 一城れもん

■本文より
「やって……って」
 それがどういう意味かわからず、ぼんやりと聞き返す。
 そのあいだも、長瀬の手は脇腹を撫で上げ……背中に回り、ゆっくり肌の上を滑っていく。手触りを楽しんでいるみたいだ。
 産毛を逆立てるように撫でられるのがくすぐったくて、友孝はもぞもぞと足を動かした。
「ヤルっつったら、セックスだろ。同室者に遠慮したのか、単にアオカンが趣味だったのかは知らねーけど」
 さらりと聞かされた言葉に、絶句した。
 明日の朝食メニューを語るような口調なのも驚いたが、屋外でコトに及んでいたらしいというのにも目を白黒させる。
「ま、マジで……?」
「俺が、ガセネタを掴まされると思うか? 運悪く、巡回中の教師に見つかったらしいから言い訳できないよな。お仲間なら、お互い様だから見なかったふりをしてくれただろうけど。……そういうリスクを避けられるから、友が一番なんだよ」
 友孝の肩を抱き寄せると、話は終わりだとばかりに唇を合わせてくる。抗っても無駄だとわかっているので、瞼を閉じて長瀬の首に腕を回した。
 こうして長瀬と触れ合うようになって、一年以上が経つ。
 最初は、息継ぎのタイミングを計れずに酸欠で目を回していた友孝だが、今では少し強引な長瀬のキスをすっかりと憶えてしまった。
「んっ……ぁ…、ッ」
 口腔の粘膜を舌先でくすぐりながら、大きな手が素肌を辿る。
 平たい胸を撫でてもつまらないのか、あっさりと胸元から離れた手が、ズボンのウエストから潜り込んできた。
「ァ……、っん……ぅ」
 ビクンと身体を震わせた友孝は、咄嗟に長瀬の手首を掴んで押し止めた。
 触れた指先で、その理由がわかったのだろう。唇を離した長瀬は、友孝の耳元に唇をつけて短く尋ねてくる。
「先に、脱ぐ?」
「ん……」
 汚してしまったら、恥ずかしいのは自分だ。それがわかっているので、友孝はパジャマのズボンと下着をまとめて掴み、もぞもぞと脚から抜いた。
 変に照れたら、ますます恥ずかしくなる。風呂に入る時のように、パッと動くのが一番だ。
 その複雑な心境が理解できないのか、長瀬は不満そうに小さく笑った。
「おまえ、本当に色気がないな。恥じらうとか、してみろよ」
 それが、人の膝を掴んで左右に開きながら言うセリフか。
 カッと首から上に血が上った友孝は、顔を背けながら言い返した。声が、震えませんように……と必死で祈りながら。
「不満なら、色気のあるヤツを相手にしたら? おれが恥じらっても、キモいだけだろ」
「……それもそーか。色気のある友孝っていうのも、想像できねーな。なにもかもお子様だし」
 自分で言っておきながら、肯定されたことに胸の奥が鈍い痛みを訴える。
 長瀬と友孝のあいだにあるのは、恋愛感情ではない。たまたま、互いの欲求が噛み合い……自慰の延長のように触れ合うようになっただけだ。最初からわかっていたことなのに、たまに忘れてしまいそうになる。
 でも、長瀬のキスに胸の奥が苦しくなるこれは……なんだろう。

作品情報/動作環境

作品番号
BJ008213
ファイル名/ファイル容量
BJ008213.zip / 4.25MB (4459097Byte)
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