電子書籍 > イースト・プレス > 沈みゆく太陽と砂漠の鷹

         
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販売日 2011年08月26日
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その他
ページ数145
ジャンル
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作品内容

壮大な砂の大地に沈む夕陽を撮る。
…亡き叔父との約束で、砂漠の王国サガルティアを訪れたカメラマン志望の創。
国境の町で出会った陽気で精悍な青年、イルファーンに誘われ彼の豪奢な館に足を踏み入れた創は、
強引に抱かれ、淫らな欲望を暴き立てられ、自分が騙されていたことを知る…。

サガルティア・シリーズ♪華麗なる第2弾!! 
若き国王リドワーンと商社マン、明哉とのハレムLOVE! 続編収録も!

イラスト:徳丸佳貴

「日本に、帰る、よ」
 あえて自分の気持ちは、無視する。
 目の前の男と離れがたくなっているのは、事実。
 けれど生きる道が違うのだから、別れの時はいつか訪れるのだ。
 自分はこの一週間のように、この大きな檻で生きていくことはできない。たとえ、目の前の男に惹かれていようとも。
 自分にはカメラがある。撮りたいという渇望がある。それを抑えることはできない。それを抑えてしまえば、もう西条創という人間ではなくなってしまう。
「そ、うか——。明日、ジルファラの町に送る、よ。あそこから、隣国に行く車はいくらでも出ているから」
「イルファーン…」
 あっさりと、イルファーンは創の望む言葉を口にした。
 驚きに創は目を見張る。
 そんな創の表情に、イルファーンは苦い笑みをこぼした。
「君をこのまま閉じ込めてしまえれば、とは思う。けれど、そうすれば俺が愛した君が永遠に失われてしまうのは…わかっているから」
「イルファーン…」
「俺は、ハジメ…君に惹かれている。いや、君を愛してしまった。だが、俺の愛した君は、カメラを持って輝いている君だから」
「俺は…」
 創にとってイルファーンは、どういう存在なのか。
 正直、創はわからないでいる。
 許せない行為をした男だというのに、嫌いになれないでいたのも事実。
 彼という存在に、魅了されているのも事実。
 それでもこの気持ちを口にする勇気は——創にはなかった。
 無言になってしまった創に、イルファーンはそっと手を伸ばす。
 テーブルの上で、重なる指先。
「ハジメ、君を抱きたい」
「イルファーン…?」
 初めての時以降、イルファーンが創の気持ちを聞いてきたことは初めてだった。
 いつも最初は強引に。そして創を快楽の海に放り込んでしまえば、その後はイルファーンの思うままに。
「君を抱きたいんだ」
 じっと逸らすことなく見つめてくるイルファーンの目。
 射抜かれた躯は、動かない。
 口の中が渇いていた。
 それでも、創は——重ねられた手の上にもう片方の手を置くと、ゆっくりと首を縦に振っていた。
 創は自分の意思で、イルファーンに抱かれることを決めたのだった。

作品情報/動作環境

作品番号
BJ008185
ファイル名/ファイル容量
BJ008185.zip / 3.9MB (4086524Byte)
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