電子書籍 > イースト・プレス > 雪花の檻に囚われ

         
({{ product.rate_count }})
HTML版で表示 {{ __('totalImages', {count: items.length}) }}
{{ swiper.realIndex + 1 }} / {{ items.length }}
{{ __('tools') }}
評価平均 ({{ product.rate_average_2dp }})({{ product.rate_count }})
評価内訳

評価5

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[4].count : 0 }})

評価4

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[3].count : 0 }})

評価3

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[2].count : 0 }})

評価2

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[1].count : 0 }})

評価1

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[0].count : 0 }})
販売日 2011年09月06日
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
その他
ページ数151
ジャンル
  • この作品はブラウザ上でそのままご覧いただけます。 なお、ダウンロードして閲覧するには「CypherGuard for PDF」が必要です。 専用ビューアについて ]

作品内容

日露戦争の最中、ロシア貴族の娘と恋に落ちる青年将校——
そんな話題の映画の主役に大抜擢された、新人俳優の貴一。
だが、ロケ先の雪深いシベリアの地で貴一は遭難。目覚めると、そこは一九〇五年、まさに映画と同じ時代で…
彼は氷の美貌を持つ貴族、ミハイルに監禁されていた。

貴一の身体を貪り抱くミハイル…。
濃密な時が過ぎていくなか、少しずつ謎のベールは剥がれていき…。

ミラクル☆ロマンス

「ン……っ、ゃ……めろっ!」
 手指や唇は冷たくても、舌は熱かった……。 ぼんやりとしていた貴一は、口腔に潜り込んできたあたたかい舌を感じた瞬間、ミハイルの肩を押し返して口づけから逃れる。
 同性にキスをされたのは初めてではないが、今まではもっとうまくかわしていた。舌を入れられるまで抵抗できなかった自分が信じられない。
「なんのつもりだ。……ッ!」
 右手を上げて、手の甲で唇を拭う。その手首を掴まれ、巻きついてくる指の力の強さに眉を寄せた。
「この吹雪の中、外に出るのは自殺行為だろう。命を無駄にするのなら、私がいただくと言ったのだが」
「あれは、そういう意味じゃなく……っ」
 本気で出ていくと言ったわけではない。過剰にからかう気なら、出ていってやる……という、一種のハッタリだ。
 ただ、貴一はハッタリのつもりだったのに、ミハイルは真っ当に受け取ってしまったらしい。
「手、放せよ。外に出たりしないって!」
 貴一は今まで、男として平均的な腕力を持っていると思っていた。しかし、腕を取り戻そうとしてもミハイルの手から逃れることができない。
 身体をよじる貴一を冷たい色の目で見下ろしながら、ミハイルが口を開いた。
「私の拾ったものを私が好きにして、なにが悪い。寝台と最低限の食事を提供する。軍に通報しない。……悪い条件ではないだろう?」
「ああっ? メシ代と宿代として身体を差し出せって? なめんなっ!」
 頭が固いとバカにされたこともあるけれど、貴一は××してやるから代わりに○○しろ……という交換条件が大嫌いだ。瞬時にカッと頭に血が上り、反射的に自由な左手で拳を握って振り上げた。
 その拳が届く前に、軽々と受け止められてしまう。
「誇り高き将校を屈服させる……か。久々に愉快な気分になってきたな」
 ミハイルは、貴一の両手を掴んだままベッドに乗り上がってくる。
 その体重を受け止めきれず、仰向けでベッドに転がった。掴んだ手をシーツに押しつけるようにして貴一の上に覆いかぶさり、抵抗を封じられる。
 厳冬の湖面のように澄んだアイスブルーの瞳は、近くで凝視していたら吸い込まれてしまいそうだ。
 でも、綺麗すぎて怖い……。
「俺をどうする気だ。たぶん、食ってもうまくないぞ」

作品情報/動作環境

作品番号
BJ008184
ファイル名/ファイル容量
BJ008184.zip / 4.88MB (5120209Byte)
閲覧に必要なツール
この作品をご覧いただくには、[ Adobe Reader ]が必要です。下記のバナーより無料でダウンロードできます。

Adobe Readerダウンロードページへ

この作品を買った人はこんな作品も買っています

こちらの作品も見られています

「雪花の檻に囚われ」 へおすすめレビューを投稿しよう!
書き方や詳細については レビュー投稿について をご覧ください。

レビュー数 : 0件