電子書籍 > イースト・プレス > この胸をどうしよう

         
({{ product.rate_count }})
HTML版で表示 {{ __('totalImages', {count: items.length}) }}
{{ swiper.realIndex + 1 }} / {{ items.length }}
{{ __('tools') }}
評価平均 ({{ product.rate_average_2dp }})({{ product.rate_count }})
評価内訳

評価5

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[4].count : 0 }})

評価4

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[3].count : 0 }})

評価3

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[2].count : 0 }})

評価2

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[1].count : 0 }})

評価1

({{ product.rate_count_detail ? product.rate_count_detail[0].count : 0 }})
販売日 2011年04月19日
年齢指定
全年齢
作品形式
ファイル形式
その他
ページ数157
ジャンル
  • この作品には「旧プロテクト」がかけられています。 ご購入前に必ず [ 旧プロテクトについて ] をご覧の上、動作確認をしてください。

作品内容

大学生の架は東京で幼なじみの耀一と同居中だ。
7歳の時、出会って以来、無愛想で人づき合いの苦手な架にとって、
耀一は唯一、自分を理解してくれる太陽のような存在……
だが、そんな耀一はゲイだった。そして「大切な相手だからこそ、架には恋をしない」とはっきり告げられて…。

やがて、俳優として少しずつ売れ始めた耀一は、失恋しては架に慰めを求めるようになり…。
胸揺さぶるクリスタルラブ★ 

イラスト/笹生コーイチ

■本文より
血の気が引いた。両膝を抱えられそうになった時、架はほとんど本能で、その足で耀一の体を蹴りつけた。
「…ッ」
 耀一が身をかがめて咳き込む。架は廊下を這いつくばって逃げようとした。後ろから足首を無言でつかまれる。肌がざっと粟立った。
「嫌だ…っ!」
 架はとっさに、指先に触れたものを耀一に向かって投げつけた。
「つっ…」
 耀一はさっと顔を背けた。足首を握っていた手が離れる。
 床に肘(ひじ)をついて、架は耀一の顔を見た。
「——」
 まともに目が合った。
 廊下に漏れるわずかな光の中で、耀一はたしかに、その焦げ茶色の目で架を見ていた。凍りついたように目を見開いて。
 自分の方が、傷つけられたみたいな顔をして。
 頬に斜めにすっと線が走っている。瞬きのうちに、つ、と一滴血が流れた。
「………あ」
 耀一が何か言うより先に、架はさっと立ち上がった。足首に落とされていた下着とパジャマをずり上げる。歩き方を忘れたような足を一歩一歩ゆっくりと動かして、自分の部屋に入った。
 戸を閉めた瞬間、張りつめていた全身から力が抜けた。
 その場にずるずると座り込む。両手でぐっと口を押さえた。
 嗚咽は次々と喉を焼いて、でも声にすることはできず、架は一晩中ただ涙だけを流して泣いた。

作品情報/動作環境

作品番号
BJ008166
ファイル名/ファイル容量
BJ008166.zip / 3.5MB (3666433Byte)
閲覧に必要なツール
この作品をご覧いただくには、[ Adobe Reader ]が必要です。下記のバナーより無料でダウンロードできます。

Adobe Readerダウンロードページへ

この作品を買った人はこんな作品も買っています

こちらの作品も見られています

「この胸をどうしよう」 へおすすめレビューを投稿しよう!
書き方や詳細については レビュー投稿について をご覧ください。

レビュー数 : 0件