hiro.kさんのレビュー一覧
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2012年01月21日
ひざまくら好き、姉萌え好きの方、必聴の作品です。
お姉さんにひざまくらしてもらいつつ、ベタ甘なひと時を過ごせます。
可愛い系の声ではなく、リアルにいそうなお姉さん、という感じの声がgoodです。
耳かき音声も少しだけアリ。もちろん両耳やってくれます。
あとは、頭をなでてくれたり、耳に息を吹きかけてくれたりなど。
こういうことしてくれるお姉さんって、とても可愛いと思うのです。
眠いときに聴くと、途中で寝てしまうこともありますが、それもアリだと思います。
お姉さんにひざまくらをしてもらったまま就寝、いいと思いませんか?
姉萌え属性の方に、特にオススメの作品です。
まず極上のロリボイスで度肝を抜かれます。可愛すぎる声です。
内容としては、娘が添い寝をねだってくる、というものですが、
最初に聴いたときは、本当に声もセリフも悶えるくらい可愛かったです。非常に萌えました。
ちょっと落ち着いて、もう一度聴いてみると、今度は大いに癒されました。
寝息ボイスも多めに入っており、就寝前に安眠用として聴くのにも、丁度いいと思います。
この手の癒し系ボイス作品の中では、群を抜いて可愛いロリボイスでした。これはオススメです。
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2011年12月25日
癒し系と安眠系、どちらにも使える作品です。
本作のヒロインの椿沙(ツバサ)ちゃんは、ちょっとのんびりしたマイペースな子。
自分の名前にまつわるお話を、ささやき声で話してくれます。
特に印象に残ったお話は、空を飛ぶイメージを語ってくれるシーン。
リスナー側も、イメージを膨らませて聴いていれば、きっと心が癒されることでしょう。
また、作品の最後には、寝息ボイスも収録されています。
就寝前に聴けば、安らかに眠りにつけるかもしれません。
お話を楽しみたいときは癒し系として、また就寝前に聴くときは安眠系として重宝すると思います。
とにかく効果音の再現度がスゴイです。
耳たぶマッサージのさわさわ音。
綿棒のごそごそ音。
そして何より、耳かきのあの、少しカリカリした音がホンモノのように再現されています。
この耳かき音にはビックリです。
立体音響の使い方も非常にいいですね。
彼女の声がシナリオにあわせて、右へ左へと移動していくのが、非常に鮮明に聴き取れます。
これだけ丁寧に作り込まれていると、聴いていて気持ちいいですね。
彼女のお喋りも、必要以上にベタベタせず、ナチュラルな親しみを感じます。
本題の耳かきを前面に置きつつ、一方で彼女の自然な振る舞いにも、なかなかの好感を覚えます。
長くつきあっているカップルみたいな気分になれます。
耳かき音声好きなら、必聴の作品です。
また、立体音響の技術も素晴らしいので、興味を持たれたら、買って損はないでしょう。
癒しボイス作品とありますが、安眠効果も充分あると思います。
実際、寝る前に聴くと最後の方で寝てしまうこともしばしば。
なぜかというと、彼女の寝息が最後の方に収録されているからです。意識して起きていないと、
この寝息を聴いているうちに、作中の彼女と一緒に寝てしまうことでしょう。
また、彼女が匂いフェチという設定も非常に面白いです。
添い寝するために、彼女が一緒のフトンに入ってくるだけでも甘いシチュですが、
この彼女はそこで彼氏(リスナー)の匂いをかぎだします。
それはもう、クンクン、スンスンと。ちょっと気恥ずかしいくらいです。
この、彼女がこちらの匂いをかいで喜ぶという感覚、結構新鮮でいい感じです。
彼女の声自体も、非常にロリっぽくて可愛いらしく、作品の内容にピッタリだと思います。
お休み前にほわ〜とした気分になりたい方におすすめです。
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2011年11月23日
鬱持ち彼女とちょい不良な彼氏とのオリジナル学園恋愛もの。
ストーリーが展開していくタイプのシリーズものなので、1作目を未読の方は、まずはそちらからどうぞ。
さて本作では、体育の授業、水泳のシーンから始まる。スクール水着が眩しい青春の一コマである。
そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、
まさに青春まっさかりなシーンが続く。
話が暗転するのは、彼女が自分の鬱エピソードを彼氏に明かした場面から。
どんなにつらく、苦しかったかを激情に任せて独白する。彼氏に訴えかけるかのように。
彼氏はただ愛情で応えることしかできない。
だが、それで彼女が救われていくようにも見える。
独りでは鬱でも、彼氏となら大丈夫。鬱デレの本領発揮な場面であろう。
本シリーズは次回作まで続くが、二人の行く末が気になるところである。
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少女達が戦場で戦う創作系漫画。表紙等込みで全28ページ。
お話の舞台は架空の世界。
パン屋を営む少女がいた。
彼女は自分のことをいらない子だという。
やがて召集令が出され、彼女は戦場へ向かった。
そこで彼女は誰よりも勇敢に戦ったが…
という内容のお話です。
本作の主人公である少女は、身長高めの綺麗な子です。
大きいから嫁にいけない=いらない子=徴兵される
というのは私の勝手な解釈なのですが、少女が戦場へ向かうというのは、
架空であっても、やはり悲壮なものだと感じさせられます。
主人公の少女は、戦場では歩兵として戦車を相手に勇敢に戦います。
そこには、いらない子の面影はどこにもありません。
堂々としたカッコイイ女性兵士に生まれ変わったかのようです。
ただ、戦争でしか自分の価値を見出せないのも悲しいことです。
その意味で、本作は戦場と日常の両面を見せ、
主人公だけでなく読み手にも自分の居場所の選択を迫っているようにも思えます。
少女達の戦闘シーンあり、戦車同士のバトルあり、感動ありと、たくさんのものが詰まっています。
シリーズものですが、本作だけ読んでも小編映画を観たような気になれます。
興味を持たれましたら是非。
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架空世界を舞台にした戦記もののオリジナル作品。表紙等込みで24ページ。
本作の世界では、戦車に少女達が乗って戦う。
戦車が小柄なため、少女しか乗れない、という設定になっている。
そんな戦車兵の少女の中でも、とりわけ小柄なセレ軍曹が、
敵戦車に追われる友軍の少女を助けるところから物語は始まる。
こちらの戦車は1台。兵士の人数も数えるほど。
そんな状況で、敵戦車部隊に遭遇してしまう。
セレ軍曹はこの状況をどう打開するのか…?
大まかな内容はこんな感じです。
本作独自のデザインと思われる戦車が非常に丁寧に描かれています。
戦闘シーンも気合が入っており、戦車や歩兵達の戦う姿からは、しっかりと緊迫感が伝わってきました。
シリーズものですが、本作単体でも楽しめるお話でした。
また、ラストシーンからは、希望とすがすがしさが伝わってくるようで、良い読後感がありました。
戦車好きな方だけでなく、戦う少女が好きな方に広くおすすめしたい作品です。
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2011年11月17日
私の属性には眼鏡も委員長もありません。絵柄買いでもないです。
それではなぜこの作品を購入したかというと、鬱デレという響きに純粋に興味を持ったからです。
偏見ですが、鬱ならば恋愛をするキッカケなど無いと思います。
ところがこの鬱少女は、あるキッカケから不良気味の学生と親しくなります。
彼氏と過ごしている間は、鬱っぽい様子は彼女には見られません。
ひょっとしたら、彼氏に「依存」することで精神の安定を保っているのかもしれませんし、
作外では懊悩しているのかもしれません。
次第に、そんな彼女の心のうちを何とか追いかけてみようと思うようになりました。
まんまと作品に取り込まれていった訳です。
現段階で私が思うに、この彼女は鬱だけでなく、躁鬱なんじゃないかと思うのですがどうなんでしょう。
なぜなら、彼氏に激しく迫るシーンがあったので。
鬱少女が今後どうなるのか、彼氏がどう巻き込まれるのか、非常に気になるところです。
続編も買うと思います。
少女が戦場で戦うオリジナル作品。
最初は単に黒髪ロングの主人公が好みだったので購入してみたが、非常に熱い内容で、いい意味でビックリした。
本作は、少女が戦車に乗って戦う架空世界での物語。
黒髪ロングの主人公、リセの部隊は敵に囲まれ絶体絶命の危機にある。
そんな中で、リセは男達ばかりの作戦会議の場で、凛とした態度で自分の意見を述べる。
全滅か撤退かの状況での会議の場において、リセの述べる発言の一つ一つに非常に強い意思が感じられる。
はっきり言えばカッコイイ。
負傷兵を抱え、戦力に乏しい状況での作戦遂行となるが、リセの言葉により兵士達が生気を取り戻してゆく様子も
見ていて熱くなるものがある。
丁寧な作品作りをされているのが伝わってくる本作だが、特に戦車には力を入れて描かれているようで、
普段あまり興味のない私でも格好いいと思えるほど。
表紙込みで全44ページ。非常に内容のある良い作品である。