76421さんのレビュー一覧

ボーイミーツガール系の全年齢対象同人ADVゲーム。
プレイ時間はテキスト読む速さによっても異なってくるだろうが私の場合は10時間くらいだった。
また、選択肢は少なく自力でも攻略は容易だと思った。

主要キャラフルボイスで、同人作品としてはクオリティが高い。
だがそのクオリティの高さよりもシナリオのほうが高評価で、序盤から終盤まで中だるみも少なく話に引き込まれた。
ボリュームや内容のわりにCG枚数がやや少ないこと以外には特にこれといった欠点もなく、一般人にも進めやすいゲームだと思った。

1時間くらいの音声作品。シリーズ5作品目。今作のヒロインは五女の真凛。声優は鈴木絵理さん。
過去作同様に癒し要素重視で、前半がヒロインの喋り、後半が耳かきという構成も過去作と同じ。

過去作よりも海の波の音とかやや控えめに感じたが、その分ヒロインの喋りを堪能できたとも言える。
個人的なお気に入りは貝殻集めの音。過去作にはなかったものでシャープな音が心地よかった。

このシリーズ全作品聴いたけれども、ヒロインが複数出演するような別作品でもあればまた聴いてみたいと思った。

再生時間1時間くらいの音声作品。
シリーズ4作品目で、今作のヒロインは四女(凪沙)。声優は伊藤彩沙さん。
今作も過去3作品と同様に、前半がヒロインの喋り、後半が耳かきという構成。

過去作と比較して良かったところは、雨の音。
波の音よりも静かで落ち着いた感じがして、癒し効果が高かった。
声優さんの演技も、この雨の音を活かすような間の取り方で良かった。

それと、ヒロインの家に行くシーンでは他の家族がいるという設定。
別にいかがわしいことをしているわけではないのに、大きな声を出さないようにするとか、
全年齢対象の健全な作品なのに背徳感を感じる個所もあって、こういう部分も良かった。

2時間くらいの音声作品。海姉妹シリーズ3作品目で、三女(夏帆)に癒してもらう。声優は津田美波さん。
作風や構成は過去作と同じような感じで癒し要素重視。過去作が楽しめた人であれば問題なく楽しめると思った。
前半は波の音を聴きながら声優さんの喋り声が入るのが、凄くゆったり落ち着いている感じがした。
後半の耳かきパートはボリュームがあって聴きごたえもあった。
また、全編通じて時折見せるツンデレっぽい台詞も良いアクセントになっていた。

1時間10分くらいの音声作品。5姉妹の次女(深波)に癒してもらう。声優は藤田茜さん。

構成は海辺での散歩などの海にちなんだシチュエーションの後、耳かきというもの。
シリーズ2作品目で、すでに視聴済みの1作品目(海姉妹長女)と同じような構成。
前半は波の音と喋り声が、後半は効果音が心地よかった。

全体を通じて、過去作同様に癒しに重点が置かれた作品で、海姉妹長女が楽しめた人であれば問題なく楽しめると思った。
三女、四女、五女の作品もあるみたいなので、これらも併せて聴いてみたいと思った。

2時間くらいの音声作品。5姉妹の長女(希海)に癒してもらう。声優は佐藤聡美さん。
シチュエーションは波の音など海にちなんだものと、耳かきなどこの手の作品ではオーソドックスなもの。

トラック1の海辺の散歩は、ほかにも指摘しているユーザーさんがいたが足音がいい感じだった。
トラック2の岩場での静かな時間は、ウミネコの鳴き声が良かった。
トラック3の青島家へ～ソファーでなでなでは、ゆったり落ち着いた感じがしてリラックスできた。
トラック4と5の耳かきは全体の半分以上を占めるメインパートで、たっぷりと癒しを堪能できた。
トラック6のエピローグは、このパートも効果音が心地よかった。

全体を通じて、癒しに重点が置かれた作品だと思った。
5姉妹の長女ということだが、ほかの姉妹の作品も気になったので、これらと合わせて聴いてみたいと思った。

第二次世界大戦中のあるドイツ兵にスポットを当てた、全年齢対象の同人SLGゲーム。兵器や歴史的背景にものすごく凝っていると感じた。

戦闘はMAP移動と攻撃、向きの変更だけとシンプル。
だが、様々な条件による命中率やダメージの変化、兵器同士の相性、その他いろいろな要素も考慮しなければならないので結構考える部分も多い。
MAPが広かったり、ユニットが多かったりするステージも有るうえに、未索敵の敵は情報がわからないので、MAP全体の概要がつかみづらいことも多い。
実際の第二次世界大戦のバランスをできるだけ忠実に再現しようとしたからかもしれない戦闘が面白い部分がある反面、プレイしづらい点も多かった。
難易度ヒストリカルの場合、特に中盤以降は難易度が高く、やり方や運が悪いと次第では一瞬でゲームオーバーになることも多数あった。

しかし、戦闘中にセーブも可能なので、運に左右される結果になった場合でもやり直しが可能。
そのうえ難易度の変更が4段階(ハード、ヒストリカル、ヒロイック、リラックス)で可能。
更に敗北条件を満たしてもストーリーを進めることもできるので、どうしてもクリアできないステージがあっても、先に進むことはできる。
よって詰むことは少ないと思われる。

第二次世界大戦の細かい知識に乏しい私でも問題なく楽しめたので、軍事マニアではない一般人でもそう敷居は高くないと感じた。

全部で30以上のステージがあって、結構遊びごたえもあった。
プレイ時間は、難易度ヒストリカルでクリアまで18時間くらいかかったが、プレイスタイルや運によっても変わってくるかもしれない。

1時間40分くらいの音声作品。この再生時間でこの価格は良心的だと思った。
海辺のASMR家で癒してもらうという設定で、シチュエーションは耳かきなど定番のものから少し珍しいものまで多岐にわたり、終始波の音が流れる。
声優はVTuberとしても活躍している天間舘ルシエ(てんまだてるしえ)さん。少しかすれ気味ながらも心地よさを感じる声が良かった。

個人的にお気に入りは耳かきパート。
再生時間が全体の半分くらいと長く、耳かき音と喋り声を海の波の音などが同時に聴くことができる。
海の波の音が耳かき音や喋り声の邪魔になっていないのも良かった。

また、声優さんのコメントでは、声優さんがこの作品のために演じ分けていた苦労がわかる内容だった。。

1時間弱の音声作品。この長さでこの価格は良心的だと思った。
後輩(あおば)と反省会が2人きりになってしまったというもの。
声優は浅見ゆいさん。この人の音声作品は他に多く聴いているけれどもハズレは無い。
シチュエーションは耳かきなど定番と言えるものだが、前述の浅見ゆいさんの声もあって聴き心地は良かった。

ここのサークルさんの他作品同様にASMR要素とボイスドラマ要素、どちらも楽しめる作品で、
作品紹介文から、最後はどういう結末になるのか予想がついたがその通りになった。
直球勝負の王道と言える作品だった。

50分くらいの音声作品。
近所に住む年上お姉さん(琴音)に耳かきなどで癒してもらう。
声優は雪乃しろさん。
優しい声で、年上のお姉さんらしい演技で、ジャケ絵のイメージにもよくマッチしていた、

シチュエーションはシャンプーに耳かき、添い寝といったこの手の作品ではよくあるもの。
効果音中心のASMR要素と、ストーリー要素がバランス良くて、効果音と同時に声が入る部分も多め。
ここのサークルさんの同一声優さん作品と同様に、癒しを求める人とストーリーを求める人、どちらも楽しめる作品だと思った。