宮日さんのレビュー一覧

原作ゲームでは特に絡みの無い姉妹艦との交流がとても素晴らしかったと思います。
特に二人の世界に閉じこもり気味の北上、大井からも大切に思われているのがはっきりと伝わってくる良い二次創作小説でした。
姉に追いつきたい木曾の心理描写もよく表現できていました。

ラストに出てきたアレ、ゲームにもその内出るかもしれないですね。

PS2版で楽しくプレイさせて頂いた伝記百合ファンタジーをPCで遊べるとはいい時代になったものです。

ストーリーの完成度の高さは群を抜いており、ノベルゲームとしては最高峰と言っても過言ではないかも知れません。
あっちこっちで話が網の目のように繋がっており、誰かのルートで張られた伏線が他のルートで回収されたり、心地よいカタルシスを与えてくれます。
シナリオライターの文章力も非常に高く、日本語の美しさや霊妙さを遺憾なく発揮し、どれだけ長く文を読んでいても疲れる事がありません。

このゲームの特色は何と言っても吸血シーンでしょう。
年齢制限の限界に挑戦していると言わんばかりの艶っぽいシーンが始まると健全にドキドキさせられてしまいます。
ふぅ……

とにかく読み物として楽しめるノベルゲームです。
伝奇モノや百合が好きな人にはお勧めできます。

まさかの公式公認同人作品との事です。
レトロゲームそのままでファミコンチックな操作性や、シンプルながら深い読みを楽しめるゲーム性には中毒性があります。
可愛らしくアレンジされたイラストや、時代の流れに沿った厨二臭丸出しのエンディングもよく出来ていました。

おっさん世代に懐かしさを与えつつ、若い世代にも楽しめる名作です。
興味を引かれたら是非。

妖々夢自機三人が紫の弱点を探る、というシナリオのサウンドノベルです。

会話のヘンテコな流れやノリが東方らしさを感じさせ、とても楽しいものでした。
また、本家STGや書籍のネタが随所に散りばめられており、作者の東方愛が感じられました。

BGMもなかなか秀逸で耳に心地よいアレンジが揃っていました。
音楽鑑賞モードが無いのが残念なくらいです。

全体的に出来のよい良質の同人ゲームでした。
東方好きでほのぼのとした雰囲気が好きな人にオススメです。

東方のキャラを使ったFE風のいわゆるクローンゲームですが決して二番煎じにはなっておらず、
様々な東方らしさが演出された良ゲームです。

このゲームの特徴の一つはFE風に再構成された世界観にキャラを組み込んでいることでしょうか。
その為、東方の原作設定に詳しくない人にも楽しめると思います。
また、原作設定に詳しい人にも「ここで○○がくるか!」というような新鮮な楽しみがあります。

難易度的にも本家FEが忠実に再現されており、中々に手強いものとなっています。
東方が好き、FEが好き、手応えのあるゲームがやりたい、様々なニーズに応えられる逸品です。
また、サイトのほうには体験版もありますので、
興味をもたれましたら一度足を運んでみる事をおすすめします。

追記・プリズムリバー三姉妹がまさかのサ○・マ○・○ーツ……飲食物の噴出しに注意しましょう。

旧バージョンをお持ちの方も、そうでない方もお勧めできる優良RPGです。
RPGとしてはかなりの高難易度作品ですが、絶妙なゲームバランスの構築に定評があり、
カツカツのボス戦を制した時の達成感は筆舌に尽くしがたいものがありました。

こーりんや秘封倶楽部の二人が参戦してくれたのが、個人的に嬉しく思いました。
この三人のスペカや装備アイテム等には他作品からのパロディがてんこ盛りですが、
それが同人っぽくてまたいいと感じました。

千円ちょっとで百時間以上をたっぷり遊べる超大作です。
東方とRPGという組み合わせに魅力を感じるならまず損はしないと思われます。

超やりこみ系インフレゲームの各種データ集です。
装備品等の作中の解説文を読んだだけでは知りえない隠し要素や、敵キャラのドロップアイテムの詳細情報、そして秋姉妹の着替え画像など、ゲームをより楽しく遊べる各種情報がてんこ盛りです。

元ゲームは無料のフリーゲームです。
まずは遊んでみて、もっと楽しみたいと感じるなら迷わず買いで損はないでしょう。

「こんな楽しい毎日が何時までも続くと思っていた……
　ずっと二人で笑っていられると信じていた……」
というモノローグからほのぼのに見せたシリアス作品かと思いましたが……別にそんなことはなかったぜ!
ほのぼのした絵柄にほんわかする笑いネタが合わさって最強に見える漫画です。
重苦しい部分が何一つ無いため、爽やかな読後感に浸る事が出来ました。

もこ×けねと言いましたが、あくまで友愛表現で百合的な感じではないので苦手な人にもお勧めできると思います。

追記です。
紫、幽々子、永琳、神奈子の通称ババ……間違いました、四少女のセーラー服姿には年齢を考え……間違いました、感銘を覚えました。

戦闘の様な殺伐としたものは一切なく、
ミニゲームをクリアしながら物語が進む変り種のRPGです。
ミニゲームの内容は普通のRPGのサブイベント等で、
よくあるタイプのものですが、
東方キャラの性格とよく噛みあわせて作られており、
作者の東方への愛や知識が良く感じられました。

一部で熱狂的(罪袋的?)なファンに愛されるリグル、
その愛らしさをよく理解できる逸品です。
幻想郷のゆったりとした日常に浸りたい方や、
リグルをひたすら愛でたい方にお勧めできるでしょう。

・おまけ
エンディングでの町人のレベルの高さ(紳士的な意味で)に脱帽。
リグル、或いは東方好きとしてあれが究極の姿でしょう。

登場人物は椛、文、静葉。
可愛い系のイラストで、
アニメーションも滑らかに動きます。
会話やストーリー性の様なものはなく、
ひたすら椛を愛でる為の動画です。

「もみじたんマジわんこ」
「もみじ可愛すぎる天狗か」
「もみじが可愛すぎて生きるのが辛い」
「もみじなら俺の横で寝てるよ」

このような紳士の方にお勧めできます。