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僕は某所でとある先生に師事して、90年代初期のビジュアル系の様な曲の作り方を勉強しています。
先生には「理論に縛られすぎるとダサくなるから気をつけて」と言われるので、あえて理論を無視して作曲を進める事が多々あるのですが、それでもこの本に書いてある程度の理論は必要不可欠でした。
90年代初期のビジュアル系は、ベースで違うコードに移る時は半音上か下から、、、とかそういうセオリーは無視した方がカッコ良くなると感じているので、そういう部分部分においては、この本の通りには作らないにしろ、この本で超重要!とまで記されている構成音の表を一通り覚えておくだけでも、ベース等の楽器をグリグリ動かせる様になりました。(この本はあくまでも曲の骨組み、基本についての解説なので、各ジャンルの作り方は別所で学ぶ必要があると思いますが)
個人的に一番助かったのが、メロディの作り方です。
初心者向けの本で、この本ほど丁寧に分かりやすく書いてある本を僕は知りません。
大多数の市販の本は、キーを合わせてコードの構成音を元に、味付けは構成音以外の音で、、、なんて書き方をしているのですが、この本を読んだ今となれば、分かりやすいだけで不親切極まりない書き方としか思えないのですね、、、それだけ丁寧な書き方がしてある。
全部が全部、この本通りにやる必要はありません。
しかしどんなジャンルの音楽を作るときも、必ず役に立つ本だと思います。
どこか他で作曲を学ぼうとしている方も、参考書として持っておいて損は無いと思います!
DTMをはじめたものの、プラグインの種類、作業の工程などが全然頭に入らず、挫折しかけていた時に購入させて頂きました。
最初から最後まで読んだだけでも、それまでゴチャゴチャになっていた名称や専門用語、パラメーターの意味などが明確に頭の中で整理され、それからの勉強が非常に捗る様になりました。
あまりにも気に入ったので、この方の著書は全て購入(2013年8月13日現在)させて頂きましたが、どれも凄く読みやすくて、段階を追って丁寧に書かれています。
難しい文章が苦手な人でもスラスラ読めると思います。