ヤンデレお姉ちゃんの弟飼育日記

■□■ストーリー■□■
お姉ちゃんたちに祝われる、平和な誕生日の朝。
それは、部屋にとりつけられた
鉄格子の存在で、終わりを告げた————

いきなり外出を禁じられ、家に閉じ込められた主人公は
「これから一生、絞りとってあげる」と
双子の姉2人から、衝撃的な言葉を聞かせられる。

まるでエロゲーのバッドエンドのような、
スタッフロールが流れかねないワンシーン……
だがこれは、まごうことなく現実だった。

そう、双子の姉はそろいもそろって、
弟に異常な愛情を注ぐ、ヤンデレ姉妹だったのです。

■□■登場キャラクター■□■
【自虐的すぎる（元）クールビューティな長女】
●有明 いそら　（CV：木野原さやか）
ひんやりと冷気をまとった、ミステリアスな姉。
妹の咲耶とは双子の姉妹。
文武両道家事看護、やることなすことパーフェクトな完璧超人……だったはずなのに。
クールな仮面の下に隠していたのは
弟と視線をあわせるだけで身悶え、表情は固まり、息の止まる
極めつけのブラコンの顔だった。
弟を(性的に)好きな自分を
『人間失格の雌豚以下のミジンコより下等なクズ虫』と
呼んではばからないネガティブさん。
趣味はぬいぐるみ(※腹話術)を使ったセルフ自虐。
ちなみに職業はナース。
あだ名は『霊安室の白い天使』。

「弟のことが性的に好きだなんて。　私って本当に、恥知らずで汚れた、最低の姉だわ……！」

【あふれだす愛を止める気のない、困った次女 】
●有明 咲耶　（CV：mahilo）
しっとりと大和撫子めいた、優しげな姉。双子姉妹の妹。
微笑みひとつで貢物が山となる、現代のかぐや姫。
が、実は弟以外のことがほぼ全てどうでもいい
「only you」を地でゆく、愛がダダ漏れのお人。
弟の世話をすることが生きがいで、
"主人公が自分なしでは生きていけない体になること"
を常日頃から夢見ているロマンチストさん。
『どんな形であっても』弟が自分を必要とし、その心に自分がいることが喜び。
ひっそりと、弟に話しかけられた回数を懐のメモ帳でいちいちカウントしている。
それは幸せの数。

「愛ってそういうものですよね？　互いがいなければ、呼吸さえままならない……ふふっ」

●有明 忠之
姉に愛されすぎて、檻から出られない学園生。
姉たちにちょっと、少し、だいぶ深めの愛情を抱いていて
『姉弟の一線を越えてしまう前に』と家を出て一人暮らししようとした……のはいいが
それは、2人の姉を【異常な行動】に出させることに……
姉2人のことを心から好いているため「大好きな姉を自分の手で汚したくない」と
文字通り死ぬ気で姉との関係改善を目指す。

「病んでるのは僕じゃなくて姉さんたちだよ！」