水恋

■□■ストーリー■□■
主人公の天道 明人（てんどう あきと）は、
虹ノ宮学園（にじのみやがくえん）生徒会で会計をつとめる美形でクールな2年生。
また、成績も良くスポーツもできる明人は、水泳の授業を必ず休むことを除けば、
学園の女生徒達にとってはまさに憧れの存在だった。

そんな明人だが、会長の3年生・弓弦 陽子（ゆづる ようこ）の
無茶苦茶に悩まされたり、そのせいで顧問の校長からお小言をもらったりしながらも、
生徒会で日々を騒がしく、また楽しく過ごしていた。

しかし、以前からいわれていたことだが、虹ノ宮学園は生徒数が減少しており、
とうとう一学期の終了と共に、廃校により閉鎖されることになり、
その十日後には、校舎の取り壊しも入る予定だ。

そして、一学期の終業式。
最後の生徒会でよーこ会長がみんなを集めて一言。
「虹ノ宮学園生徒会活動も今日で終わりだけど、
最後にひとつ、どうしても皆にいいたいことがあるわ——」
「くぅぅ、よーこかいちょぉ〜……」
泣いている水星。

「みんな、これから夏休みの間、アタシ達全員で虹ノ宮学園に泊まるわよ！」
そんな会長の一言から、閉校の虹ノ宮学園へ生徒会メンバーが集まることに。

そして、夏休みの学園に集まる生徒会メンバー。
「さぁ、今日から一週間、思い切り楽しむわよ！」
次の瞬間、よーこが制服に手をかけると、いきなり脱ぎ捨てた。
「え！？」
宙を舞う制服と、あっけにとられる明人。
その下から現れたのはなんと、水着姿の陽子と3人娘だった。
「うわっ！？」
水着姿の4人を見て、思い切りパニックに陥る明人。

なぜなら、彼には人に言えない秘密があったから。
この天道、実は水着姿の女の子に非常に興奮してしまう重度の水着フェチだった。

そんな水着フェチな明人の前に、立ちはだかる水着姿の美少女四人！
どうする！どうなる？　天道明人!?
こうして、水着フェチな明人と美少女たちが過ごす、最後の夏休みが幕を開けた。

■□■登場キャラクター■□■
●弓弦 美月（ゆづる みつき）　CV：御苑生メイ
成績優秀、容姿端麗で強気な生徒会副会長。
すぐ無軌道に暴走しはじめる姉のブレーキ役だが、最近は押され気味。
ボケの多い生徒会でのツッコミ担当でもある。
スレンダーでスラリと足の長いツンデレ美少女で、明るくハキハキした性格、
ゆえに学内でも男子生徒の人気が高い。
しかし、時折ワガママなお姫様体質が噴出し、水星がパシらされるのはご愛嬌か。
主人公に対しては、ちょっと意識してしまって素直になれない、微妙なカンケイ。
素直に好意をぶつけるはずむと樹里をうらやましく思っている。

●峰 はずむ（みね はずむ）　CV：三園あすか
生徒会書記の3年生で、幼馴染のお姉ちゃん。
姉といっても、主人公と一日違いの誕生日で、4／1生まれの為、一学年上に上がってしまった。
本人はそれを寂しく思っていて、意識はして無いが結構なブラコンなノリの女の子。
水泳が得意で入学当時は水泳部だったが、急成長してきたムネが邪魔で、
1年次の夏を越えたところで結局リタイヤ。
運動神経はいいのだが、どうしても揺れる胸が邪魔をする。
胸の大きさで水泳を断念してから、美月に誘われて生徒会に入った。

●二五里 樹里（にごさと じゅり）　CV：金田まひる
生徒会に所属する3年生、ムードメーカー。
グラマーで豊かなボディラインの健康的美少女。
あまり考えない無邪気系で、感情表現も直球ストレートである。
その分、行動力のみ突き抜けている。
勘違いしたまま突っ走る事が多い鉄砲玉のような少女で、これもまたトラブルの種。
樹里もまた昔からの幼馴染で、美月、はずむと併せて仲良し3人組という感じ。

●弓弦 陽子（ゆづる よーこ）　CV：早乙女綾
主人公の先輩で3年生の生徒会長。
美少女で成績も良くスポーツも優秀だが、やることが破天荒で
ちょっとナルシーな生徒会長。
弓弦 美月の双子の姉で、ちとシスコン気味。
生徒会のみんなに迷惑をかけながらヘンなことばかりやっているが、
その人柄のせいか中々憎めないキャラ。
しかし、締める所はきっちり締めるタイプなので、なにげに教師達の信頼も厚い。

●水星 俊平（みなほし しゅんぺい）
主人公の友人で生徒会書記の同級生。
秀才型、基本的には真面目で成績も良く、特に理数系の科目に秀でている。
人当たりがいい突っ込み担当だが、時折かなりのボケをかます。

●天道 明人（てんどう あきと）／主人公
虹ノ宮学園の2年生で生徒会の会計を勤める。
美形でクールで頭脳明晰、スポーツ万能でそこそこお金持ちの生まれ。
そして、みんなに慕われているという、非の打ち所がないというイイ男だが、
3年生の生徒会長、『弓弦陽子』 にしょっちゅう振り回されて、貧乏くじを引いている。
でも、その賑やかさも嫌いじゃない。
実は、過去の出来事で、水着姿の女の子が近くに来ると妙に興奮し、
性的衝動を抑えるのが難しくなってしまうという水着フェチになってしまった。