作品内容
古くとも名の通らなぬ神社。
そこで永い間、移ろいゆく時間とともに、
様々な人々を見守ってきた妖狐のとよかは、
境内で、背広姿の凛々しい一人の青年と出会う。
しかし彼が、かつてこの神社で一緒に遊び、
またとよかの恋焦がれた少年だと知ると、
彼女は、その恋慕の想いを再燃焼させ、
また幾年月の孤独感も相まったかもしれず、
絶対に交わってはならないとう妖怪と人間の禁忌を破り、哲司に想いを告げる。
果たして、相思相愛を認める男女とよかと哲司は、闇と神社を狭間にして、
とよかの言う口吸い(キス)を交し合うのだった。
「COMICエウロパ vol.4(BJ069574)」に掲載されている作品です。
「COMICエウロパ vol.4(BJ069574)」に掲載されている作品です。