れれれのおにいさんさんのレビュー一覧

日本語訳は不完全なものの、ゲームとして完成されており、結論を述べると良作と言えるでしょう。
世界観やゲーム性がつかめない序盤は、テキストの違和感ばかり目につくかもしれませんが、全体的なゲームバランスや時々発生するイベントでミニゲームも楽しめるなど、プレイヤーを飽きさせない工夫が凝らしてありました。
魔物娘との戦闘(バトルファック)は、相手のステータスが高く、当初は容易に敗北します。敗北すると苦労して強化した主人公のステータスを弱体化させられる反面、防御力(Hな攻撃への耐性)は向上して勝負するごとにイきにくくなるように工夫されており、搾られながらHの経験を積めるという秀逸な調整がされています。
シナリオに重厚さや意外性はありませんが、ゲームが進行していくにつれキャラクターたちの背景や行動原理が見えるようになっており、「ポテチのうすしお味」のような「押し付けがましくなく、ゲームの世界観を垣間見ることができる味付け」としてこれはこれでアリだろうと思いました。
お値段も手頃なので、絵に惹かれた方にはオススメです。

また、客観的な観点から作品評価を☆3としましたが
モン娘、男受け、絵柄等が好みな方には追加で☆+1
多少テキストが変でも抜けるぜ、という方には追加で☆+1
くらいの価値があるだろうと個人的な批評を加えておきます

○グラに関して
説明欄に「プレイシーンは姉9人×3シーンの27シーン!」という宣伝文句があるのですが、その実は「台詞は差し替えてあるもののグラフィックは使いまわしで3シーン」という意味で、一人のヒロインにつき3種類のシチュエーションを楽しめることを期待した方は大いに落胆したのではないかと思います。
シチュの内容としては、手コキ1パイズリ1性交7(体位はそれぞれ別)といった感じです。ちなみに貧乳キャラはおらず、全員が巨乳以上のサイズです。
良い点としては、「日常シーンのキャラの立ち絵」と「Hシーン」でそれぞれ絵師が一人ずつ起用されています。どちらも魅力的な絵だと個人的には感じました。特にHシーンに関してはLive2Dでアニメーションする上、表情差分もかなりあるためかなり実用性が高いものとなっています。

○ボイスについて
ボイスあり作品ではありますが、各ヒロインに喘ぎ声のループが数種類+絶頂時の喘ぎ声+汎用的な短い台詞が数種類という感じでオマケ程度です。

○ゲーム性
主人公が旅立つ日までに1日ごとに各ヒロインとのHイベント(一人につき1つずつ)があるのですが、自由行動できるのは3日だけでゲーム性はほとんどなく、実質的にHシーンの2つ目・3つ目を開放するために用意された選択肢イベントになっています。

○ストーリー面
上記のようにシンプルなゲーム性から、エロが主体の作品ではありますがテキストの質としては物足りなさが印象的でした。特に各ヒロインの掘り下げが浅く、せっかく9人も魅力的なキャラがいるのに主人公との絡みが薄いせいで、ほぼヤるためだけの関係性に終始しているのが勿体ないと感じました。

総じて、宣伝文句に対して中身が物足りない印象なのが非常に残念です。ただ、9人の腹違いの姉によるハーレム環境と絵(特にHシーンは素晴らしい)に惹かれた人はアリかも…?

本サイトのレビューは甘口傾向ですが、良い作品を作ろうとしている方・探している方の姿勢や期待に背きたくはないので、真摯にレビューを執筆いたします。

●気になった点
>同価格帯の他ゲームと比べテキストの質が劣る
こちらは他言語から日本語に変換したそうなのですが、同様の条件や価格で質の高いゲームはいくつもあるので、これを免罪符にするのはナンセンスかなと個人的には感じました。
作者自身が作中で没入感を謳っているので、そこはもっとこだわって欲しかったという思いが強いです。
>エロパートのUI
台詞を飛ばしても音声がそのまま流れていたり、音声と台詞の表示がズレていたりしたことがあげられます。
>RPG部分でのUI
倒した敵の周囲にお金や素材がばら撒かれるのですが、マップの進入不可部分にドロップしてしまうことがあり、そうなると入手不可能になります。
また、マップ端など侵入可能だが影になっている場所があり、敵や素材がそこにあっても見えないため不便さ(隠し要素ではなく、マップ設計的な不備)を感じました。
>エロ耐久ゲームのシチュ使いまわし
5日間ののうち3日間分が耳舐めだった点。初日と2日目は別のシチュなのですが、後半はあまり新鮮味が感じられず残念でした。

……と、以上のようにこき下ろしたものの、キャラ絵の良さやシチュエーションの組み立て方はサムネやタイトル・キャッチコピー通りで、悪魔っ娘やNTR・男性受け目当ての人の需要には応えていると思いました。
快感に負けて射精したいという欲求と、勝負に勝たなければいけないという葛藤の作り方も秀逸で、その駆け引きに魅力を感じる人からは一定の評価を得られると思います。声優さんの演技や台詞には大きな違和感はなく、素晴らしかったです。
RPG部分も若干素材のドロップ率が低いように感じたものの、戦闘のバランス等に違和感はありませんでした。
総じて、今後に期待の作者の作品といった印象です。

レビュータイトルにある通りで、女性キャラからの色仕掛けに悶々としたい紳士な方や、カードバトル好きでエロ作品の購入を迷っている方には迷わずオススメ出来る一品。
全体的なバランスも秀逸で、頑張れば引き継ぎなしの一周目でトゥルーエンドを迎えるといったプレイも出来そう(実際はエロを楽しむために寄り道しまくり、多くの人が2周目で真のクリアを迎えることになると思われる)。
自分はカードゲームにハマったことがないので、パット見で分かりやすい3つのデッキ運用法しか思いつかなかったが、カードの特性を考えて独自の突破法を編み出したり、自分で工夫して戦術を編みだすような人は存分に楽しむことが出来ると思われる。
カードゲームの特性上どうしても運は絡む訳だが、訓練で基礎ステータスを底上げする事ができるので詰みを回避することもでき、努力次第で運要素を改善できるシステムも備わっている。
訓練に頼らず、自分の考えたデッキと戦術で如何に少ない日数(ゲーム内では何か行動するごとに1日経過する)でクリアするかを狙っても良し、エロシーンの開放のために手堅く訓練でステータスを上げてさっさとイベントを回収するも良し、そのあたりの裁量(難易度)を自分で決められるのも秀逸といえる。
どちらかといえば、エロよりもゲーム性に重きが置かれているため、ADV等のテキスト重視のガッツリしたエロシーンを求める人より、やりこむついでにエロ(もしくはご褒美としてのエロ)を求めるような人に刺さると思われる。
総じてエロ同人カードゲーとして非常に秀逸な作品といえる。

サキュバスとHを繰り返し一人前にする。しかし、彼女の魅力に溺れないよう注意したり、ちゃんと食事(精○)をあげたりしなければ、搾り殺される。
元来、人間である主人公よりも遥かにHにおいて優位である彼女が、育成しているうちに徐々に主人を手玉にとっていく様が実に素晴らしい。
サキュバス育成ゲーというキャッチコピーに偽りなし。
ゲームとしてはかなり楽な部類で、やりごたえを求める人よりはサクッとプレイしたい人向け。とはいえタイトルで比喩に使った某作品もゲーム性はあって無いようなものなので、エロを目的とするならこれで良いのかもしれない。実際、Hシーンのテキストやグラフィックは期待通りのものだった。

育成ゲーとして非常に残念だった点としては、目の形や胸の大きさを自由にカスタマイズできなかったこと(特に胸については小さいか大きいの二極)。
また、種族(進化前も含める)によっては、その口調(性格)で見られないシチュがあるというのが痛い(「貧乳だからパイズリが出来ない」は物理的にしょうがないので納得できるが、「この性格だから後背位はできない」等は納得感が無い)。
これらが解決されていれば文句無しの☆5だった。
加えて、個人的にはサキュバスからの誘惑に溺れてしまいたいという「性欲」と、試練を乗り越えて生き残るんだという「理性」の狂おしいシーソーゲームがもっと楽しみたかった。

…と辛口になったものの、グラフィック自体の質は良く、シチュもそれなりに揃っており、テキストも良い。総じて、サキュバス好きなら充分元を取れる作品であると言える。

絵柄と、魔物になって女性キャラを犯すために転生したりレベリングするという目新しい要素に惹かれて購入。
戦闘を有利にするために女性キャラを犯して骨抜きにし、勝つというRPGに上手にエロを絡めている。胸・尻・栗と攻め手は少ないものの、アニメーションでぬるぬる動くし、女性が欲情するにつれ反応も快感に溺れるものになっていくのが素晴らしい。射精した回数に応じてぶっかけ量が増える差分があったり、間違ってスキップした台詞を見返せるようにバックログが見られればさらに良かった。他に惜しむらくはシチュエーション・攻め手・台詞(反応)の少なさであるが、それぞれにアニメーションがついているしRPGゲーとしての側面も小さくはないので値段的に仕方ないのかも。

シナリオについては他の方のレビューが秀逸なので、購入を考えている人のためにヒロインやシチュを少し紹介。
ヒロインは6人いて、全員それぞれにキャラが立っている。また、全体的に胸が大きい。一番小さいキャラもC～Dくらい。巨乳好きにオススメできる作品。
各ヒロインのバトルファックには魔物であるプレイヤーの形態(人形or触手)で絵が2種類ある。
ヒロインの台詞から不快さを感じるものはほぼない。時々、侮蔑されるが実際クズなことをしてる訳なので違和感はない。
サブストーリーには、純愛路線・男性受けも一部存在する。どれもエロいのでその気質がない人でも充分楽しめると思われる。

RPG部分もバランスがよく、努力がちゃんと報われるので好印象。勿論、キャラの特性を生かした戦術も組み立てられる。エロで容量を食っている分、少し物足りなさも感じてしまうくらいだった(単純なRPGとしても完成度が高く、もっと拡張された世界をプレイしたいと思えた)
総じて、値段相応かそれ以上の作品だと思えるだろう

色仕掛けとゲーム進行のシーソーゲームを楽しめる作品
RPG要素はほぼ一本道で軽め
M向けと思いきや、電気あんまのようなSMプレイと言えるものはほぼなく、全体的に女性が主人公(と性欲)に肯定的でその気質がない人でも普通に楽しめる
サドっ気がありそうなキャラも高慢だったりメスガキだったり別の属性がメインであるため、SMがだめな人にも安心してオススメできる
ヒロインは5人でそれぞれに4つの体位と表情・ぶっかけ差分がある
女性の誘惑に流されちゃいけないでも、ヤりたい…! というシチュエーションでエロスを感じるタイプの人、女の子に誘惑・吸精されて力を快楽に溺れたい人は最高にエクスタシーを感じるだろう

一部、台詞とキャラの行動(スキル効果)が一致していなくて困惑したり(回復すると言われるが回復されない等)、順当に進めていると誘惑技→解除→誘惑技のループで強制敗北の運ゲーになったり(勝てない場合の救済措置はあるが全てヒロインに影響を与えてしまう)、純粋なRPGを楽しもうとすると若干調整不足なのが惜しい
個人的には台詞のログが見られないのも残念なので☆3つ
最初にカンスト状態で始めるかを選べるため、作者的には「サクッとプレイできるエロいRPG」として作ったのだと思われる。ライトにプレイしたい人にオススメ

まずは簡易的な結論を。
値段相応のボリュームのサキュバスものと言ったところ。

サキュバスクエストやサキュバスラプソディアをはじめ、サキュバスものをそれなりに経験してきた者としてレビューすると……
サキュバスを相手に欲望を曝け出すか、戦うか。現実に彼女が居ながら、サキュバスとの淫らな関係に溺れる背徳感。そういった快楽と理性のシーソーゲームが好きな人には刺さると思われる。
サキュバスとの関係がお話の焦点なので、彼女さんの立ち絵やHシーンは無し(シルエットのみ)。3Pを期待している人のためにそこは断っておく。
プレイの方向性は他の方のレビューに譲る。
グラフィックは質・数ともに値段相応、シナリオや文章の質はゲームのボリューム的に充分以上だと思われる。

ガッツリ時間をかけてプレイするタイプのゲームではなく、平日の夜に取り敢えず抜きゲーちょっとやりたい……という人には丁度よいサイズ感だと思われる。
販売開始4ヶ月で販売数が約3600、月間ランキングの冠は付いていないが……同時期に競合相手がいなければもう少し伸びていたのではないかと思う。
個人的にはもっと評価されても良い作品。
Hシーンの効果音量(グチュ音など)の調整ができない(他の音量は調整可能)、テキスト表示中でないとスキップのON/OFFが切り替えできない、テキストのログが確認できない、テキストのON/OFFができない……などのUIが改善されれば文句なしの☆5だった。

性に積極的な褐色ロリっ子といちゃらぶするお話。
体験版やサンプルの絵が気に入った方には是非ともオススメしたい。
CVを担当している声優さんの声音も、ちょっと大人なメスガキを実によく再現できていると思う。
値段で迷っている方は、まずは体験版をDLしてみてはいかがだろう

催眠音声童貞を本作に捧げました。
その前提での話になります。

声優さんの演技やBGMも含めた音質については文句なしに素晴らしいです。
催眠の導入についても丁寧かつ違和感のないレクチャーがあるのでよく構成が練り込まれているな、と実感しました。

ただ、自分はどこか第三者視点から自分を見てしまう性格なので、本作品を100%楽しむことは出来ませんでした。
没入感を得るためにはチュートリアル的な前準備をしっかりした方が良いでしょう。
それでも自分のようにリアリストな方は、余計な思考が入り込んできて妄想を邪魔するので、この手の作品は向いていないかもしれません。
とはいえ、安易に低評価を付けるには惜しい作品だと思いましたので、製作者様へのお礼として☆4とさせていただきます。
この手の音声作品をよく嗜んでいる方は、他のレビュワーさんの意見もどうぞ参考になさってください。