アビーさんのレビュー一覧

前作に引き続き、陵辱の限りを尽くされている様子の主人公。
まだ前作はシリーズの触りというか、主人公がどうしてこうなったのか?これからどうなっちゃうんだろう…?くらいに留められていたものの、本作ではその後の主人公が拉致監禁状態で売春を強要されていることが分かります。
これはたぶん、好きな人にはたまらないと思いますが、きっつい…。
ここまで愛がない扱いをされるこのシリーズは、個人的にはアリかと思います。思いますが、人にはなかなか勧められないです。精神的につらい。
他のレビューであるように、たしかに男性向けの陵辱系同人誌にありそうですね。それを体感するというか。
もしこれが女性向け作品(いや確かに女性向けのはずなのだけど)であれば、三人の鬼畜の中の一人が絆されてくるんじゃないかと思うのですが、現状なさそうです。でもそれがいいのかもしれない。
普通の甘々に飽きた方、ただの玩具として扱われることにちょっと興味がある、という方にはぜひ手を出して頂きたいです。

幼い頃に自分を救ってくれた家族の娘に恋をしたレオン(吸血鬼)。
少女が大人となった頃、再び家族を訪ねると、誰も住んでいなかった。
家族の行方を探す中、ついにかつての少女を見つけて…というお話。
たしかに純愛で面白いのですが、レオンはまだ相当幼かったヒロインに恋したの?というところが、ちょっとうーんと思いました。
ですが、ラストのあたりで地味に明かされる「君(ヒロイン)が僕の子を身籠ると、君も吸血鬼になれるんだよ」※意訳 のあたりはすごく良かったです。早く自分と同じものにしたい、というような、じとっとした独占欲みたいで笑
話の展開はやや急かな?と感じつつも、楽しく聴かせていただきました。

大人の恋愛ですが、ほんわかとしているような雰囲気がありました。
普段あまり聴かない日常系の話ですが、楽しく聴くことができました。
また、声も聴いていて安心できるので、仕事で疲れたときに聴きたいな、と思います。

あらすじは紹介にある通り、欲求不満であることを見透かされてヒロインが、隣人に弱味を握られてしまい、ベランダで行為をしてしまう話。
まとめてみると短くなってしまうのですが、収録分数いっぱいいっぱいがリアルな流れになっており、本当の日常の場面のように聴くことができました。
また、聴いたあとで気づきましたが、痴漢電車のサークルさんだったのですね。
安定したSEで、納得のクオリティでした。
ベランダという、普段自分が生活をしている場所と外、という紙一重の状況で、とても楽しく聴くことができました。

発売予告がされたときから、とても気になってた作品。
男性向けでこういうAVはありますが、まさか女性向けで出してくるとは…笑
タイトル通り、出会っていきなり「ちょっとやってみようか」というノリで行為が始まります。
即挿入とはありますが、突然後ろから羽交い締めにされて入れられる、くらいで考えていたので、そこが少し肩透かしだったかもしれません。
ですが、リスナーがAV女優だったりと面白い題材で良かったです。

天上かなめさんの物語は、「何でもない～」だけ聴いていたので、今更ながら死後の出会いを聴き、こんな話だったのかと衝撃でした。
他のレビューでもありますが、決して明るい話ではありませんでした。
「なんかいろいろ嫌んなっちゃって、死んじゃいました」っていう天上かなめさん。
自分のことを救ってくれるお姫様を望んでいたようですが、聴いているとこちらも段々引きずられるような感覚になってしまいました。
もし、本作しか聴いたことがないよ、という方は、ぜひifの「何でもない～」もあわせて聴いてもらいたいです。

詳しくは語られていないのですが、あなたは大罪を犯した容疑をかけられて、牢に繋がれているよう。
だけど、この国では女子供への暴力は禁じられている。
その例に漏れず、あなたへの尋問は特殊な形で行われる…というストーリーでしょうか。
女子供を痛め付けてはならぬ、と言われているわりに、その尋問の方針はどうなんだ??と聴きながらちょっと突っ込みを入れてしまいましたが、その点以外には、特に違和感なく話に没入できたと思います。
しかし、いざ濡れ場シーンに入ったときに、そうなるとは思わなかったのでちょっと驚きました。そっちかーい!と笑
また、あらすじを読んで、王国の王政について背景が語られるかなと思っていたので、そこがあまり絡んでこなかったのが少し残念だったかも。
ですが、ラストのメリーバッドっぽい雰囲気も含めて、楽しく聴かせていただきました。

四人ものキャラクターがおり、かつ一人一人で物語が成立しているため、それぞれの再生時間は短め。
ですが、むしろそれがちょうどよいなと思えました。
各キャラクターごとにあらすじはあるものの、
具体的なそれぞれの背景は語られません。
その分、自分のなかで補完することができるので、そこが個人的にはよかったです。
また、四人のキャラクターがいるので、さまざまに個性がありますが、一番新鮮に感じたのは、義弟くんだったかも。
細々と聞き取りにくい話し方をされるところがあり、よりリアリティーを感じました。

前作までの西条家の人々とはまた違った魅力がありました。
というか、もしかしたら山那先生が一番好みかもしれない。
他レビューでもあるように、始めは最悪の始まりですが、どんどん絆されていってしまうんですよね。
前作の光のように、信じてきた人間(それは幼なじみであったり、今作では先生であったり)に裏切られたのに、それでも放っておけなくなってしまうような、そんな気持ちにさせられてしまう。
また今作は、前作の光に比べて、山那先生の子供っぽさが際立っているように思えて、そこが個人的にはすごく良かったです。
ささいな偶然から運命の愛を一途に信じてしまったり、体を繋げていればいつか心も自分のものになるんじゃないかと本気で信じていたり。
そういう検討違いの妄信が悲しくて、良かったです。
続編があるならば、ぜひ聞きたいと思います。

タイトルそのまま、輪姦ペットにされるお話。
ヒロインのあなたは、前後不覚の状態となり、三人の男にお持ち帰りされてしまう。
(恐らくは、ヒロインのあなたもそこそこ経験がある方のようですが)三人の男に代わる代わる犯され、最後はきっと売春させられるんだろうなぁ…というバッドエンドがかいまみえる、Mな女性向けの作品です。
暴力描写はないですが、精神的にきつい。三者三様で性格も違うのですが、それぞれに心を折るような言動をしているのでつらい。
でも、モノとして扱われたい、そういう方にはとてもおすすめできると思います。
こういった作品は、女性向けに恋愛色が重視されているように思うので、本作のようなまったく愛のないレイプものは珍しく、面白かったです。