ミストさんのレビュー一覧

実演の面白さは、『声優さんの演技を楽しむ』のを越えて、エロい人のエロい声やシチュを楽しむことにある。声優さんだとどうしても台詞を喋ろうという意識が先に立って、演技に艶が乗っていないことがザラにあるが、実演においてはそれはない。女の子それぞれの声のトーンなど違いはあるが、実演では感じることにフォーカスするため、喘ぎ声がただただエロくなる。この点、声優さんの演技よりもAV女優やオナニー音声(つまりは実演)の方がエロくすら感じる。サークルさんが血反吐を吐いてストーリーや設定を考えて、それを演じてくれている声優さんだからこそエロが生きる場合がある一方、単純に喘ぎ声としてどうなのかとか考えると、実演に軍配が上がると思っている。

さて、有希さんは、世間によくあるオナニーやセックスが好きというレベルを越えて、ご主人様からオナニーでイクのを禁じられたり、セックスしていてお尻を叩かれたり首を絞められたりして興奮するドエムな人だから、単純に女の子の喘ぎ声が聴きたいとか、気持ちよがっている声が聴きたいという人にはちょっと勧めにくい。だが、本当のドエムの性癖や苦しみの中に光る快楽を知るには最高の資料と言えるだろうし、イクのを耐えて耐えて耐えてというシチュはドエスな諸君には喉から手が出るほどに大好物なはずである。
イクのを抑えるために自ら腹パンして苦しみの声を上げるため、そこに萎えてしまう諸氏は回れ右だが、そこまでしないとイクのを止められないところに、本作のエロさがある。最後はご褒美?痛みを伴う連続絶頂が待っている。有希さんは、痛みすらも受け入れて気持ちよさを追求する。それがただひたすらにエロい。

妖声堂の音声を聞いてきた中でも特にお勧めなのがこの作品。
エロい。とにかくエロい。
快楽を求め、男性器を求める喘ぎ声はエロゲ声優にはできない高みを実現している。執拗に絶頂を繰り返すこのめくるめく227分に、自己紹介といったちゃちなものは存在しない。最初からトップギアで喘ぎ続ける。
今日の服はとかそういったものは存在しない。ただひたすらにエロ。それがいい。

エロ音声の黎明期からほとばしるパッションを同人制作に注いできたGreenwayさんの、個人的殿堂入りがコレ。
M男に向けて語り掛ける卑猥な単語の数々が股間を直撃する。
圧巻なのは6つある射精パートのオールラウンダーぶり。特に「3-A どぴゅどぴゅって言われながら射精」で、じらされてじらされて、最後にどぴゅどぴゅっと言われるあの恍惚感は、それから続くエロ音声探索の旅路の良き指針となりました。

かわいらしくて素敵なお姉さんにいっぱい甘やかされて抱きつかれてシコシコされながら囁かれるだなんて、それは現実ではありません……ハイ。

声はイラストにあるように嗜虐心を誘ういわゆるアニメ声ですが、過剰に高い声を出そうという演技らしさは全くなくて、台詞のない実録もの故の生々しさ、オナニーするにつれて声が卑猥になっていく様がとてもそそります。お薦めです。

「出して……。出しちゃダメだけど、出して……」
妹・茉依(まより)は兄を唆し、教え子・奈々那(ななな)にたくさんお射精させるように手コキやフェラで射精管理を繰り返す――。

射精管理というと、射精させないように限界ぎりぎりでストップというのが醍醐味かもしれないが、綾波系妹のそれは、途中で選択肢が登場し、我慢できない早漏プレイヤーをもれなく涅槃にお連れする。妹、教え子ともにお胸が大きいのも個人的に◎。過剰に演出された絶叫イキ声とは一線を画した、しっとりとした甘えさせボイスとシチュエーションに心ゆくまでぴくぴくしますた。

体験版を聞いて「おかん」というキーワードに引いて購入をためらい続けましたが、声の魅力に惹かれて買ってしまいました。結果、大正解。

ロリ少女が糖度MAXの淫語責めをしてくれて、聞いているうちに母親設定だったことをすっかり忘れて楽しんでしまいました。全てを充分に聞き込んでいないのですが、言い切りましょう。これはロリです。母親じゃありません。なのでロリコンの皆さん、買いなさい。

可愛らしい声でオナニーを四回ほどこなすボイス作品。特に気に入ったのはボイス後半で語り始めるビッチトーク。このサークルさんのリーダーが自分の彼氏だとか、リーダーさんに三十分は連続でいってもらいたいと頼まれたがもう限界だとか、喋る一言一言が股間を熱くさせる。ローターのせいで聞こえにくくなっているのが非常に残念だが、冷静に聴き直してみたいと素で思わせるほど淫らな語りだった。「声優目指して、ついでにエロボイスもお金稼ぎでやってみました」というテンションとはえらく違う、「エロボイスを撮りました。あ、私声優目指してます」というスタンスはただただエロい。おすすめです。

ねちっこく責めてくれる音声アプリなので最近よく起動しています。藤川なつさんの可愛らしくて甘えたお姉さん声が耳と股間に心地よく響きます。お勧めです。

定期的にちゃんと射精を我慢できているか確認するともっと良いかもしれません。射精しそうになるときは大抵、マウスから手を離しているので、解脱した後で「いきそう」ボタンを押すため、時間のズレが生じるためです。

自分のどうしようもなく情けない、駄目な部分をそっと優しく包んでくれるロリータとの欲望剥き出しの中出しゲーム。エッチシーン後の遣り取りが胸を打ち、それがまたエッチシーンを観たいという気にさせる丁寧で確かな完成度に感心する。昨今のアヘ顔とかダブルピース、イキ顔といった過剰なまでの演出と対をなすエッチシーンは物足りないかと言われれば、大好物ですと答えたい。静謐の中にある微かな喘ぎ声や、抑揚の効いた甘い声は想像力を掻き立て、箱庭を作り出すことに性交している。
　続編マダー?

声が可愛らしいのに加えて、呂律が回っていない甘えボイスで
「パパぁ。(れろれろ)おつゆトロトロさせちゃぁ、メぇーだよぉ?」
と言われようものならパパでよかったと言いたくなる。脳がとろけてしまうほどねっとり続くフェラ音声と合間の甘いボイスが好きな人は要検討。
フェラ音にこだわりのある人(例　フェチ3裏のあの凄い音くらいないと駄目、など)は回避したほうがいいかもしれない。
フェラ音よりも声に惹かれたので個人的には買ってよかったです。

余談だが、サークルさんが音声作品を提供する際は体験版を提示してほしいと思っている。
サンプル(=体験版)でCGや台本を提示するだけというのは論外だし、サンプル音声と称して
本編以外のCMを紹介するのもどうかと思っている。
その点、アイロンウェアーは体験版に各トラックの一部分を入れてくれているため、自分は
この作品を買いたいのか、この作品は買う価値があるのかが分かりやすくて非常に助かる。