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白澤さんから300年越しの片思いをうち明けられ、ついなし崩し的に関係を持ってしまった鬼灯様のお話です。
会うたびに断ろうと思うものの機会が無く、いつも脚しか褒めない白澤さんが本当に自分を好きなのか疑った鬼灯様は、(白澤さんにとっては)無理難題を突きつけます。
相手に振り回されるのではなく、自分が相手を調教しようと吹っ切れた鬼灯様。シロの存在感が何気にいいです。
鬼灯様の美脚に恋をした白澤さんのお話です。
ある日鬼灯様の脚線美に一目惚れ(?)した白澤さん。その後300年に及ぶ長い片思いの末、意外な形で想いが叶った……のか?
綺麗なおみあしを組み、ふんぞり返って白澤さんを挑発する鬼灯様がマジで女王様!
鬼灯に触れられず身体に変調をきたす白澤と、白澤に飽きられないようにわざと拒絶する鬼灯のお話です。
お互いに相手が好きで仕方ないのに、あと一歩踏み込めず空回りした状態かも。鬼灯様の容赦ない暴力は実は愛情の裏返しだったのがきゅんときます!
“イチャイチャする日を決めよう”という白澤の提案はすごく鬼灯様向きだと思います。オンとオフの切り替えが大事ですね!
出陣先で刀剣の根幹を成す『核』を傷つけられた三日月。その治療のため、鶴丸は三日月に関する記憶の全てを核に封じ込め、切り取って差し出した。無事三日月は回復するが、鶴丸は三日月の記憶の一切を失っていた。三日月は鶴丸に千年越しの懺悔を始める。
冒頭の和歌は三日月の鶴丸に寄せる想いでしょう。鶴丸から三日月にあてた和歌と対になるような、お互いに同じような想いを抱いていたのがなんだか切ないです。
陰の卦にあてられた鶴丸の霊力を高めるため、三日月が三条派ゆかりの地へ鶴丸と共に赴く話しです。
三日月の一方的な自慢話により三条派の面々にも公認の仲の鶴丸と三日月。今剣の何気ない一言から小姑と化した三条派の刀達。今のところつかず離れず見守っているようですが、そのうち積極的に家族扱いされそうな予感が……。
厚樫山から帰ろうとしたところ、イレギュラーに“門”が開き平安時代にタイムスリップした鶴丸のお話です。
なかなか現れない三日月を想いこがれていた鶴丸。正体を明かせずに過ごす三日月との日々に胸が高鳴りっぱなし。未来に帰る目処が立った前夜、紅葉の木の下で愛し合い、再会を約束して別れます。
この方の作品は和歌とストーリーがうまく絡み合い、面白さが倍増するところが魅力の一つです。
人の身体を得た三日月と鶴丸が『人としての恋』を楽しもうと試みるお話です。
平安の習慣にならい和歌を交わし、逢瀬の約束を取り付け、やがて初夜へ。ちょっとした遊びだったつもりが何時しか本気になっていく二振。
初夜の翌朝までで物語は終わっていますが、三日月には是非とも三夜続けて通ってほしいものです。
生まれて間もない鶴丸に一目惚れ(!)した三日月が子守兼家庭教師としていろいろ教えるお話です。鶴丸が育つのを今や遅しと待つ三日月。光源氏もかくやです。
号が決まり大人になった鶴丸を遠ざける三日月。三日月の献上先が決まったと知った鶴丸は三日月の下に走り、目出度く結ばれました(≧▽≦)
この後長い間離ればなれで過ごす二振り。なんだか切ないです。