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鷹取レイジさんご自身のサークルHIMMELに、縁のあるgoat氏を脚本として招き…という、もはや記者会見でも開いた方がいいのでは??という夢のタッグな今作です。
鷹取さんってクールで艶っぽい役柄が多いですが、こちらの作品で演じているのは可愛い犬…ではなく可愛い狼。
これがまた可愛いのなんのて…きゅるきゅるした可愛さというよりは、言葉の端々に荒さはあるけれど、控えめで思慮深くて放っておくのが心配になるような…そんな可愛さです。
ただ時折「うわ!いつもの鷹取さんが出た!」という心臓が飛び跳ねる瞬間もあるので、油断なりません。
あらすじはタイトルの通り。
性欲旺盛といえどもがっついてくるわけではなく「ねぇ、お姉さん、いい…?」と逐一お伺いを立ててくるシュウくん。
初心なところはありつつも、獣としてのオスっぽい部分もしっかりありなのって、とてもえっちじゃないですか…
「全然足りないよー、お姉さん好き好き!」と求めてくる姿は「しょうがないなぁ!!」となること請け合いです。
goatさんの脚本って、純朴な作風の中に抜け感があるコミカルなシーンが挟まりますが、今作ではトラック2の後半、ここまで弟っぽさがあったシュウくんが一変して、それはもう激変して、お兄ちゃん風を吹かすシーン。
キラキラしているシュウくん、見えました。最高です。声出ました。
シュウくんって明るい子ですが、社会に溶け込んでいるがゆえに寂しい思いもしているのかもしれないですね。
そんな姿も垣間見える大好きな場面です。お姉さんに出会えて良かったね。
60分という尺にきれいにお話がまとまっており、誰も嫌な思いをしない(例外はシュウくんに追い払われたキャッチの男くらいですか…)優しい純愛なお話でした。
終始聞き心地がよくて、素敵な時間だったなーと思える作品です。
ありがとうございました。続編、お待ちしています!!
どすけべ気質なキャラクターを演じる九財さんって往々にして破壊力高くないですか!?!?
舐め音すら通常verと比べて色気が増している気がします。
そこにオラつき要素が入ったら更に最高…!!
このお兄さん・根尾浩輝くんもそんなお兄さん。
おとなのあそびば、とはいわば大人の行為ありの会員制クラブ。
浩輝くんはそこに入り浸る性欲旺盛なガテン系・筋肉系のちょっとオラオラし(つつもどこか優しさがある)た男子。
そこでヒロインちゃんと出会い、口説き、行為に…というのがお話のはじめです。
そこから一度関係を持ち、更に別日に関係をもつというシナリオです。
タイトルにある「絶倫」の通り、何回でも出来てしまう浩輝くん。
ヒロインちゃんは大丈夫なのかとなるところですが、寛容に受け入れているので大丈夫なようです。
乗り気なヒロインちゃんだとお話のノイズにならなくて良いですよね…!!
がるまに特典も30分というボリュームなので大変よかったです。
ちなみにポケドラの特典は酔った彼女を介抱しているうちに車の中でいたす…みたいな内容でどちらもオススメです。
GOLDさん、定期的に九財さん起用の新作待ってます…!!!
こちらのサークルSlameにおいてマッサージやお風呂要素がある作品というと『ダウナー彼が全力で貴女を寝かしつけます』『デキる上司はトロ甘おじさん!?』『手籠にされるシリーズ』などが挙げられるかと思いますが、今作はそれを一挙にまとめたようなマッサージ特化型作品となっています。
しかも新生活キャンペーンということで価格は110円据え置きと大変お買い得。
新生活ってこの作品が発売された春頃のことを限定して言うのでは??と思いますが、人生いつだって新生活みたいなものですからね。納得のずっと110円です。
おすすめポイントとしてはトラック1~トラック2にかけての、健全な癒やしパートの多さ。
今日はちょっとセンシティブなの聞く気になれないんだよなぁ…なんていうときありますよね。
そんなときでも入眠用・リラックス用としてさくっと聞けるので、ライブラリにひとりこのお兄さんを置いておくのはオススメです。
和水 療さんは実家が鍼灸院、今は個人でマッサージ店をしているお兄さん。
タメ口調で施術をしてくれるのであなたとの距離もより近いものに。
普通にマッサージしている時はすごく優しいのですが、えっちスイッチが入ったときは結構意地悪で、そのギャップにやられます。
トラック2でうっかり手を出してしまった療さんですが、その後「やってしまった」とおろおろしている姿も。
187cmの大きな男が「もう来てくれなくなったらどうしよう」と悩んでいる姿、大変可愛いものがありますが、最終的には上手くまとまったようなので良かったです。
個人的な思いとしましては、こちらの作品からこのサークル・Slameに入った方はぜひ他の作品も聞いてみると良いんじゃないかなと思います。
癒やし作品であれば『ダウナー彼』、王道の『手籠シリーズ』、『紳士監禁』はお話が完成されつくしていてオススメですし、ワンコ彼が好きなら『欲情ワンコ』とかが良いと思います!!
姫咲さん演じる優しい純粋な彼氏・小太郎くんと、九財さん演じる徹頭徹尾悪い男・大輝くんのやり取り。聞いていてすごく楽しかったです。
九財さんって悪い男をノリノリで演じるの本当にお上手ですよね。
付き合って半年、ホテルに行かない?と誘うところから始まる初めてのえっちシーンがとにかく可愛い…!
小太郎くんのコンプレックスもふたりなら関係ないもんね(T_T)
ずっとそのままでいてくれ…!と思ったのも束の間、ヒロインちゃんの前に現れた大輝くん。
これがまぁ悪い男。ヒロインちゃんに対しても「好き」というよりは「気に入った」的な好意なので愛情という愛情はありません(多分)
ヒロインちゃんもヒロインちゃんで、男性に対する免疫があまりない、ということが災いしてなのかすんなり受け入れちゃうんですよね。
小太郎くんからしたら哀しすぎます…。でも大輝くんに対して立ち向かえるのは偉い!!!
エンディングが3種類もあるので聞き手にとってはどれかしら腑に落ちるものがあるはず。
私は小太郎くんと仲良しエンドが好きですが、ヒロインちゃんが堕ちきってしまうどっちもエンド、NTRエンドもなかなか聴き応えがあってお気に入りです。
ハウスキーピングサービスの片桐こうさんのお話です。
タイトルの通りとにかくあらゆるところを舐められます。
九財さんですからそのあたりの濃密さは保証されています…!
お掃除を頼んでいる間に疲れて寝てしまったおかげで、こうさんに襲われてしまうヒロインちゃん。
次に呼んだときは狸寝入りだったようなので、合意ということでちょっと安心。
スタッフとお客さんということもあり終始敬語なこうさん。
落ち着いている方なのかなと思いきや、トラック5では嫉妬したこうさんのお声を効くことが出来ます。
ここまでのお話で聞いたことがなかったトーンでの嫉妬なので、「へぇ、そんな声出るんだ^^」と大変にっこりいたしました。
最後は無事に恋人同士になれてハッピーエンド。
疲れているときに聞くと整う作品かと思います。
人間として育ったあなたは目が覚めると小型犬になっていた…!
大変です。自分の身に置き換えても大変なことだし、とても不安でしょう。
でも訪れた保護施設の先生が優しく優しく慣らしてくれるので大丈夫。
そんなトラック1がすごく温かくて、何度でも聞き返したいと思いました。
今作も他のLove Beastシリーズの設定を引き継いだ作品。
それぞれ独立しているのでどの作品から聴いても大丈夫です。
今まではヒロインちゃんが人間でしたが、今回は獣人!
ラブビシリーズ安定のどすけべさもありつつ、ゆっくり距離を縮めていくふたりです。
そして最後のトラック5。
ヒロインちゃんは九狼先生と良い関係性になったばかりにも関わらず、最上位種の獣人(から順に)とお見合いをしなければなりません。それは政府のプログラムなのでしょうがない。
最上位種といえば白虎やライオン…九狼先生のような狼は上位種でしょう。
一体ふたりはどうなってしまうのか…!
そんな最後のトラックは約15分のふたりがお話しているだけの健全トラック。
幸せな余韻を残しながら聞き終わることができます。
野犬アルトさんは初めましてのキャストさんですが、先生としての穏やかな一面と獣としての一面、飄々とした一面、それぞれ丁寧に演じてみえてすごく良かったです!
初めてタイトルと内容を見た時「なんだこの作品…!!(言葉を選ばずに言うと)地雷てんこ盛りじゃないか!」などと思いました。
とはいえシナリオがあの「ちゅきちゅきシリーズ」を書かれている山田ハタさんということでワンチャンハートウォーミングな物語になるのでは??と期待を胸に拝聴いたしましたが、超えられなかったか…妹の壁……
関係性としては妹がお兄ちゃんを一方的に好きな状態。兄の結婚後は連絡も自ら絶っていました。しょうがないよね…
お兄ちゃんはヒロインちゃんのことを「妹」としか思っていなくて、妹がキス以上を望むなら当然お願いは叶えてあげる、だってお兄ちゃんだから。そんなスタンス。
束の間のふたりの時間だけはパートナーがいたとて妹を溺愛するし、最大限尽くしてくれます。
春士お兄ちゃんは自分のことを「お兄ちゃん」って言ってくれるタイプの、とても穏やかなお兄ちゃんです。
ここがとても良いところで、物語が暗い感じになりません。
逆に言えばどれだけ傷つくことを言われても明るいお兄ちゃんはそれに気がついていない。
平気で嫁の話や嫁の献立の話をするのでその度に1HIT、2HIT、3HIT…!とゴリゴリにHPが削られます。
いや、電話はだめでしょうが!!!!!
好きな人がぽっと出の女の話を嬉々としてする…人の気持ちも知らないで…誰しもこの傷つき方はしたことがあると思います。
それを思い出すことができました。
もはや一周回って「シチュってファンタジーでいいな♪」とすら思いました。
タイトルにある「鬱」というほどダークな作品ではありません。
「お兄ちゃんのバカ…!!!」と思いながら聞くとちょうど良いと思います。
九財さんのお兄ちゃん昨日は他にも(ヤバめなのが)2作品ありますが、春士お兄ちゃんは優しい感じですね。その点は心が満たされました!
2024年03月26日
雅仁さんのお声が聞きたくて購入しました。
安定の低音、そして今作は比較的淡々と喋るキャラクターでした。
一人称は「私」、二人称は「お前さん」と、あまりない呼び方の組み合わせ。どきどきしますね。
関口先生は女性を虐げないと満足出来ないという性癖の持ち主。
主人公のヒロインちゃんはずっと先生に恋をしているので、関口先生がどれだけ特殊な性癖を持っていても受け入れてしまいます。
先生も先生で容赦がないドSぷりなので(前戯ほぼありません)処女のヒロインちゃんは大丈夫か…??と心配になります笑
という話ですが、実は先生は…みたいな部分もあり、とりあえずは大丈夫なのかな…??ふたりに幸せな未来がありますように。
序盤で「あなたを飼ってあげる」というようなことを言われてなんとなくふわっとした意味に捉えていたわけですが、ホンモノの「飼う」でした(号泣)
このMirageシリーズの登場人物は彼女のことを囲おうが監禁しようが軟禁しようが、そこに一切悪意がありません。
天使もまた「人間を守護することで自分の力を引き出すことが出来る」という特性を持っているので、それがどういう形で守護しようとしょうがないこと。
では愛はないのかと思いきや、弱い人間を庇護するという意味での愛はある。
人間の愛とはまた違う愛の形です。
この作品を踏まえて逆の立場である前作のヒューマンを聞くとまた面白いかもしれません。
そもそもゼエルさんは前作のヒロインちゃんの養父。ゼエルさんは人間を守護すると決めた彼女のことをどういう気持ちで見ていたんだろう…なんて考えてしまいます。あの結末も自然なことだったんでしょうか。
今回もSSがついていますが、作中では言及されていない彼らの別の一面も見えて面白かったです!
このパケイラの色気ある男、38歳、182cm。そしてしごでき。
そんなの絶対好きでしょ…!!
彼女が何歳なのかは明言されていませんが、自由に想像できるのでとっても良いですね!好きな年の差を想像しながら楽しむのがよいと思います。
私のおすすめポイントは度々出てくる「~しなさい」という口調なのですが、これがまたドキドキさせられます。
彼女もそれを悪くないと思っているらしいところがまたえっちくて良いですね。
トラック1では寝起きでイチャイチャ。起こしてくる陣さんが優しくてたまりません。
一方でトラック3では誘惑フェロモンを浴びた陣さんにちょっとしたきっかけでの嫉妬無理やりえっち。
大人の男の余裕のないギャップ、たまりません。
無理やりと言っても基本は甘々なので大丈夫!
ひとつの作品で陣さんの色々な面を見ることが出来て大変満足度の高い作品でした!
雅仁さんの低音も心地よく、耳触りが良いです。
何回も聞き返したいと思います。
クール系彼がでろでろにおとされちゃう女性優位といえば!な鷹村マルシェさんのシナリオに、ここまでしっかりした女性優位作品は初めてであろう九財翼さんキャスティングな作品です。
捜査官・北条和馬くんはヒロインのバディ。
冒頭における訓練などの彼らのいつもの光景に「捜査官のバディもの」という雰囲気が出ていてテンションが上がります。かっこいい…!!
潜入調査をきっかけに、やむを得ずひんひん情けなく喘ぎまくる和馬くんですが、コトが終わった次の瞬間には態度が一変、「大丈夫か!?」と心配してくる姿がさすがクールなエリート捜査官なんだなぁと思わされます。
きりっとした仕事モードの声がめちゃくちゃかっこよいんですよ。ギャップ!
どれだけ快楽にヨワヨワでとろとろにされても「これは捜査だから」と割り切って心まで堕ちきらない姿が本当にかっこいいです。
キャラクターイラストすごくかっこよくないですか??この顔の男がひんひん言っていると思うと嬉しくなっちゃいますね!
最後まで女性優位なのですが、彼の立場が弱いわけでも彼女の立場が強いわけでもなく、あくまでも対等なバディ同士、という点が聞いていて安心ポイントでした。
最後はしっかりハッピーエンドなわけですが、和馬くんはこれからどうなっちゃうんですかね…??性癖歪まされちゃってない??かわいいね!