Tikuwabuさんのレビュー一覧

本作は、淡々系ナースの指示に従ってシコシコしてひいひい言わされるオナサポ作品です。
この作品は実に趣向がよく凝らされた作品で、大きな特徴はタイトルにもある「電子音」。
オナサポ作品で多く採られているシコシコボイスではなく、電子音に合わせてシコシコを行っていく点は画期的です。
また、そのサポートの内容も実に多彩で、種々のリズム変化や特殊な手の使い方によるシコシコが楽しめる、なかなか歯ごたえのある作品でした。

一方、山田じぇみ子さんによる淡々とした口振りが放つ罵倒はなかなかえぐい代物。
内容的にも罵倒一本で一本勝ちを狙うタイプのストイックなドM向け作品に仕上がっていますので(フェラや耳舐めといったプレイに期待してはいけません)、徹底したドM向け作品ですね。
その口振りも、最初から最後まで一定して淡々としたものですから、一緒に盛り上がってくれるような甘い期待はせず、勝手に盛り上がってシコシコしている聴き手@ドMの変態を冷たい目で眺めるナースさんにご期待ください。

というわけで、適性の問題と、やや内容的に難易度が高い面がありますが、なかなか画期的なオナサポ作品でした。
普通のオナサポはもう飽きちゃった、という中級者以上の方にお勧めしたい作品ですね。

本作は、複数の女の子から多大な暗示を入れられ、暗示にレイプされてしまう作品です。
おそらくなのですが、以前から催眠音声ファンの方の中にはエロトランスさんの双子催眠に期待している方がかなり多くおられたのではないでしょうか。
その期待へのアンサーのように感じられる一作でした。

と言っても、双子と言えない、およそ4～5人程度による暗示誘導がこの作品では行われています。
暗示の海、といった表現が作中でも採られていますが、その圧倒的な暗示量に聴き手は溺れるしかない。
体に植え付けた暗示を踏み台に、さらにハードに、さらに高みに昇らせようとする様は、まさしくレイプという言葉に相応しい酷烈さでしょう。

何より恐ろしいのが、この作品では「学習」が一つのテーマになっている点です。
聴き手は作中の暗示を受け入れ、体験していくことで次のプレイに対する学習を行っている。
これはつまるところ、「聞けば聞くほどもっと強烈にイクことができる」類、繰り返しの使用で効果が高まる作品であるということです。
非現実的な数字に至ってのドライフィニッシュは初回でさえ強烈に犯される代物ですが、二回目三回目には一体どうなることやら。
それは恐ろしくも、実に甘美な誘惑でありましょう。

レイプの名にふさわしい酷烈な作品です。素晴らしい作品でした。
ぽぷらさんのややロリっぽい声が楽しげにレイプしてくれる、優れた逆レイプ作品でしたよ。

催眠的な感覚を覚えやすい作品だと思いますので、初心者の方にも向いた作品ではあるのですが、催眠音声を聞き始めた初期にこんな強烈な作品を体験をしたら人生曲がりそうですね……。
ですので、強い気持ちでもって作品を購入することをお勧めしておきましょう。
限界を超えて、さらにその先にある絶頂を楽しみたい方は、ぜひトライしてみることをお勧めしておきます。

本作は、催眠術の生放送をしている女の子コンビの放送で機械トラブルが生じ、女の子一人だけと聴き手(一人だけ)という「それって放送じゃなくてチャットですよね?」状態になってしまう作品です。
その感じですので、声優さんお二人が参加されている本作ですけど、実際は一人ずつとのプレイを楽しむ二本立てのような構成になっていますね。
催眠的にも双子催眠の類ではないので、まずはその点に触れておこうと思います。

その上で、そらまめ。さんが演じているスイのパートでは、液体化+クスリを使った感度強化と、女の子の快感を覚えて(男性以上らしい絶頂で)何度もイカされるカウント形式の連続絶頂体験ができます。
パート的に複雑なのがこのスイパートで、セルフ指示の有無で分かれたパートがありますので、まずドライとセルフが選べる形になっている。
そしてカウントリピートパート。このパートを複数入れることで、より長く酷烈な連続絶頂を体験することができます。
ただ、個人的な感想で言えば、一回で十分だと感じられますね。
連続絶頂マニアの方は二回以上の繰り返しに耐えられると思いますが、正直一回でさえかなり酷烈です。

一方の、沢野ぽぷらさんが演じているメロのパートでは、忘却催眠を使った一際珍しいオナニーが楽しめます。
難易度はちょっと高めに感じましたので、ドライパートがメインだと考えての購入をお勧めします。そこそこの深度が要求されるっぽいんですよね。
でも、ぽぷらさんの笑い声は大変エロかったです。気持ちよかったなあ、あのシーンは。

一粒で二度美味しい作品です。
ただ、メインだろうスイパートはなかなかハードな内容なので、その点だけは注意を喚起しておきます。メロパートも羞恥を煽るマゾ向けの内容でマニアックですしね。
パッケージの可愛らしい感じからは想像できないくらい強烈な作品ですよ。お勧めです。

本作は、架空のちょっとエッチなこともある催眠ショー(のリハ)を描いた催眠音声作品です。
CVを担当されている陽向葵ゅかさんが、一人二役で催眠術師と一緒にショーに参加する女の子を演じてくれています。
その意味では今回も「双子催眠ではないキャラ二人」型なんですが、後半では双子催眠的な展開も盛り込まれていますね。

いやしかし、色々な意味で素晴らしい作品です。これ、本当に陽向葵さん催眠初作なんですか?
前座の「催眠ショーのマクラ」部分は声優さんのお任せパートだったのだそうで、そこでの話も実際の体験談らしいのですが、ショー感がよく出た演出でした。
また、そこでの明るいショー風の演技と、誘導時の落ち着いた演技とのギャップが大きかった。これ、強烈に効きましたね。
催眠についての説明を挟む序盤の内容などを見ても、初心者にもお勧めできる内容でしょう。
フリートーク、NG集も同梱されてますので、音声作品を買う感覚で買える面もあるかなと。

一方で、催眠でもまたエロトランスさんは一味違った内容に挑戦しています。
そもそも催眠ショーを描けるサークルさんが他にどこに居るんだ、という話ではありますが、空間を広く使った表現、他の参加者を上手く使った内容などはさすがの一言。
その上で今回は、ドライに加えてセルフパートも備えていて、このパートにおける「罪悪感」「申し訳なさ」をテーマにした内容はエロトランスさんには大変珍しいものでした。
「ヒプノタイマー」の中盤と少し似ていますが、ドライの内容をセルフに引っ張ってくる展開は、物語上の伏線のような構成上の巧みさでした。

題材の面白さ、テーマの目新しさは催眠経験者にとっても楽しく、それでいて初心者も入りやすい作品です。
初作とは到底思われない陽向葵さんの演技も本当に素晴らしかった。
マストバイと言っていい名作ですよ。お勧めです!

本作は、環境音を催眠誘導に利用している物珍しい作品です。
環境音、要は洗濯機の稼働する音や掃除機の音、あるいは洗い物の音や窓の外から聞こえてくる工事音など、我々が普段から耳にしているそうした音が催眠に利用されている。
当初はガチャガチャして聴こえていた音声が、次第に声に集中していく無意識の働きなどは大変興味深いものでしたね。
確かに、自然と声が明瞭化していくように感じられました。
催眠は無意識優位の状態のことを指しますが、ここまで徹底して「無意識を意識させる」作品はなかなかもって珍しいです。

「リアルヒプノ」に続いて登板したそらまめ。さんですが、こちらの作品では物語のキャラクターではなく、催眠誘導担当としての登板となっています。
その意味では本来的な催眠音声作品らしい作品であり、かなり特殊な催眠誘導を用いていた前作とは異なります。
この作品でも誘導者への好きという感情を植え付ける工程がありますので、その意味では類似してはいるのですけどね。
また、そらまめ。さんの天衣無縫さは変わらずで、堅苦しくないお姉さんでした。
初心者にも馴染みやすい演技をしてくれていると思います。

どちらかと言えば催眠における物珍しさが売りの作品でしょう。
純粋な催眠誘導による深度も相当の深さがあって、手法も目新しい。
催眠的な感覚を感じやすい作品ですし、エロパートにおけるハードさもそこそこなので、特に初心者の方にお勧めしたい作品ですねー。お勧めです。

本作は、双子の姉妹で、彼女でもある二人におうちデートで催眠をかけられちゃう作品です。
こんな可愛らしい二人と付き合ってるだけでうらやましいのに、ましてや催眠までかけてもらえるとは……!
催眠音声愛好家は主人公を呪っていいレベルの羨ましさですね。

さて、この作品はいわゆる双子催眠とは異なるアプローチの作品です。
双子催眠は、左右から異なる暗示を入れられる混乱法や手数の多さを生かした驚愕法などを得意とするジャンルですけど、この作品での催眠誘導は各々一人ずつのんびり話しかけるもの。
その意味で、一見すると「双子催眠を作ろうとしたけど……」みたいな作品にも思えたのですが、これはむしろエロトランスさんの、通例とは違う何かを作ろうとしたがゆえの異なるアプローチなのだと思われます。
二人の登場人物を用いて作る催眠風ボイスドラマ、二人いるからキッチリ二倍気持ちよくなれる作品だと私は解しています。
ですので、通例のタイプの双子催眠を期待している方は、ちょっと肩透かしを食らうかも。その点は注意が必要ですね。

上述した理解の上で見ますと、冒頭のボイスドラマ的な展開なども、双子姉妹を理解する過程として必要なパートだと理解できます。
二人のきゃいきゃいした感じや、二人っきりになったときの行動がまるっきりおんなじ所などは、双子としてのキャラ性を強調しているのでしょう。
そんな可愛らしい二人ですけど、催眠をかけ、えっちぃ展開になってからのドSっぷりは目を瞠るものがありましたねー。
エロトランスさんの作品で一際エロに特化した作品であるとも感じました。
耳舐め主体のプレイでもチュパ音を重視し、暗示を少なくしているのが特徴的。やはりベースはボイスドラマだと感じられますね。

可愛らしい双子に散々弄ばれる作品です。
イチオシです。ただ、ハードな内容なので注意喚起しておきます。

本作は、恋人(?)で催眠をかけたりかけられたりする、そんな関係の女の子に催眠をかけてもらえちゃう作品です。
私はそらまめ。さんのサークル・+ ucca ∫ ucca +の作品を一本聞いているのですが、前半部のだらだら会話はあちらでの彼女の姿そのまんまですね。(笑)
催眠の準備に入ろうとする体を何度笑いで止められたか。いやあ、本当に楽しい前半でした。
ところで彼女さん、結局レポートは終わりました?(笑)

この作品はそんなだらだら会話、実際にその場で雑談している感覚の前半部と、カッチリ古典催眠で進められる後半部とに分かれています。
後半部の内容はオーソドックスなものですが、前半における会話がここで効いてくる。
むしろ、前提条件が変わればここまで反応も変わるかと驚かされるくらい効きましたね。

適当で可愛らしい彼女の話を聞いていくうちに、彼女への親しみが無意識レベルで成立していたのは間違いないでしょう。
このラポール形成過程が与える影響は大きい。
それは必ずしも催眠術師に対するラポールではないのですが、それでも暗示の入り方に大きな差がありました。
催眠音声ジャンルにおける新機軸と見ていい内容だと思います。

そらまめ。さんの演技も素晴らしく、こんなに気合の入った覚醒パートは初めて聞きましたが(笑)、催眠誘導そのものも質が高い。
できれば「彼の番でめっちゃ気持ちよくされてリベンジに燃える彼女」の回だとか、「ちょっと機嫌が悪くて意地悪な焦らしをしてくる彼女」の回だとか、そんな回もぜひ聴いてみたい作品でした。

エロの面ではややあっさりめですが、それも含めて良質な癒し系作品でしょう。
初心者の方にとっても「落ちる時ってこういう感じだよね」みたいな前半の雑談は参考になるでしょうし、雑談形式の導入も聴きやすいはず。
広く勧めたい作品です。イチオシです。

本作は、女の子の誘導(物理)によってふわふわとした催眠の世界に導かれ、掴みどころのない抗えない浮遊状態で雲に身も心も犯されてしまう作品です。
催眠状態の浮遊感を援用した作品で、逃げ場のない状況で快楽を感じるピンクの雲や赤い雲に放り込まれ、体表と体内とを同時的に犯されてしまう。
また、バイノーラル録音を活かしたドライ絶頂への追い込みも絶品ですね。双子催眠を思わせるような手法で追い込んでくれています。

ただ、思っていたよりもガッツリ連続絶頂を体験できるドライ作品でして、思った以上に体力を使いましたね。(笑)
雲がテーマということで、快感もふわふわした内容を想像していたのですが、内容的には結構ハードです。
体感で言いますと、「リミットマリオネット」辺りの連続絶頂を彷彿とします。
意外に体力が要る作品ですよ、この作品は。

CV担当の紗藤ましろさんの演技は素敵な女の子で、鼓膜を直接叩くようなささやきによる誘導は強烈に効きました。
バイノーラルによる距離感や角度の変化もまた、催眠に必要な集中を高めてくれた。
おかげでずいぶん翻弄されてしまいましたが、覚醒パートにあった「けど、女の子に連れ回されたり、強引にされたりするのもいいものだと思いませんか?」にはよく頷けました。
ほんにその通りで。
この言葉で、「また次も彼女に翻弄されたいな」と思わされましたねー。

45分という短い時間で的確に催眠に導き、ドライ絶頂へと追い込んでくれる実に良質な作品です。
彼女の誘導は口語調に近く、初心者にとっても聴きやすいものでしょう。
催眠経験を問わずお勧めしたい作品ですね。大変お勧めの作品であります。

本作はルーレットを題材にした、ランダムにプレイを楽しめる催眠音声作品です。
音声作品最大のネックは、やはり何度も聴いていると展開やプレイ内容に慣れてしまう点でしょう。
その点を、専用のアプリでランダムに継ぎ接ぎすることで解消した、なかなか画期的な催眠音声作品ですね。

その意味では、催眠音声特有の積み上げがやや弱いかもしれません。
ランダムに様々なプレイが楽しめる、何度も楽しめる作品という部分を重視しての購入をお勧めしたいところです。

本作は、催眠の力でSMの世界を垣間見ることができるセルフ系の催眠音声作品です。
いわゆるマゾ向けの作品のような、最初から主従がかっちり決まったものではなく、段階を踏んで主従が成立していく。
その上で、ご主人様の命令に従い、誉められる体験をしていく作品になっています。まさしく調教ですね。

織田リコさんの声は低くどこか冷ややかで、素敵なご主人様を演じてくれたなあと思います。
SMを彷彿とさせるような高圧さもあって、その辺は催眠としてはちょっと気になりもしましたが、それもまた作品の色合いを深めてくれるスパイスだったでしょうか。
むしろ、あくまで愛情をベースにした調教内容は被虐的な歪みとは異なっていて、全体的にマイルドさが目立ちます。
ですので、すでにマゾ豚として成熟されている方よりも、これからマゾ豚にならんと欲する方に向いた作品でしょうね。

タグに露出とあるように、公衆での露出シーンを含んだ作品です。
そちらの方面の性癖をお持ちの方によりお勧めの作品ですが、基本的に多くの方にお勧めできる汎用性の高い作品ですね。
良い作品ですよ。お勧めです。